その秘密は…セルフサービス。

先に飲み物と食べ物を選んでお金を支払い、自分の好きな席に持っていき、最後カウンターに戻す（ゴミはゴミ箱に入れる）というスタイル。平成元年頃からセルフサービス方式に切り替えたそうです。

安さも魅力ですが、東洋軒の最大の魅力はなんといってもおばあちゃんの笑顔。セルフサービスのおかげでおばあちゃんとのやりとりが嬉しい。



サンドウィッチやホットドッグはなんとおばあちゃんの手作り。おばあちゃんが淹れてくれた珈琲も手作りサンドイッチもほんとに美味しかった！　コロッケドッグも誰もが好きな味。



動物ヨーチやマドレーヌ、バウムクーヘンなど懐かしいお菓子も並んでいます。





戦後にしつらえたという日本庭園はまさに都会のオアシス。ゆったりとしたBGMも流れて最高に癒しの空間です。



税込み400円を切る日替わり弁当も気になります。ここだけ物価が昭和なのかも。



たばこ屋と喫茶店と入口が二つ。姉妹でそれぞれを切り盛りする東洋軒はなんと昭和2年創業。先代（お父様）が始め、今に続く。



「年寄りの店はきれいにしとかなきゃいかんでしょ」と語るおばあちゃん。90年続く秘訣なのかもしれません。



「またねー」と親し気に声を掛け出ていくビジネスマン。他にもスーツ姿のお客様が数名いらっしゃり、近くのビジネスマンの憩いの場所になっています。

優しい笑顔のおばあちゃんと美味しい珈琲と素敵な空間にメロメロ。「また寄ってね」と言われてほんとにすぐに行ってしまった私です。

レモン糖度　99

東洋軒　名古屋市東区東桜1丁目9-1



次回は、地下に密かに存在する感動的純喫茶（予定）です。お楽しみに。

（文と写真：レモン糖の日々）

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