ニューヨークにお茶ブーム?スタバがお茶専門店「ティーバナ」をOPEN!

2013/12/17 10:25 satomin satomin


こんにちは。satominです。

「和食」がユネスコの自然文化遺産に登録されたニュースも記憶に新しいですが、
いま海外で「お茶」が注目されています。

2012年の年末、スターバックスが全米に店舗を展開している
お茶専門店「Teavana」を買収したことが話題になりましたが、
10月23日にニューヨークのアッパーイーストサイド、
11月19日にシアトルのショッピングモール「ユニバーシティヴィレッジ」に、
同社のお茶専門店「Teavana Fine Teas + Tea Bar
(ティーバナ ファインティーズ+ティーバー)」をOPENさせました。







お茶専門店をオープンした理由は、
900億ドルとも言われるグローバルなお茶市場への参入が目的のようですが、
もう1つ、過去5年間アメリカでのお茶への関心が
上昇していることも理由の1つだそうです。
アメリカでは健康志向とともにお茶が注目されています。
2013年4月に「一保堂茶舗」もニューヨークにお店を侵出したくらいなので、
お茶人気にもリアリティがありますね。

実際、アメリカでは伊藤園の「おーいお茶“Oi Ocha”」が
ここ数年でとてもポピュラーになっています。

伊藤園の英語サイトもなんだかおしゃれです。
ITO EN - The Way of Tea(英語サイト)


アメリカの西海岸に本社を置く
GoogleやFacebook、Twitter、Evernoteといった、
日本人だけでなく、世界でもよく知られたIT企業でも飲まれているとか。

ちょっと前の記事ですが、
Evernote社CEO フィル・リービン氏も
「おーいお茶」がお気に入りとのことです。
Evernoteカラーと同じだからでしょうか?








実際、アメリカのAmazon.comでも、
「おーいお茶」の評価が4.4と、かなりの高評価。

スタバと言えば、コヒー。
そのスタバがお茶専門店を買収したことで、
飲料業界、カフェの勢力図が大きく変わるといわれてましたが、
これから「お茶」が世界を席巻するのでしょうか。
そうなれば嬉しい限りですが。。。

「Teavana」のホームページを見ると、

Gyokuro Imperial Green Teaや、
Matcha Japanese Green Tea、
Jasmine Oolong Tea

といったスタンダードなものから、

White Chocolate Peppermint Rooibos Tea、
Pumpkin Spice Brulee Oolong Tea、
Orange Chocolate Sweet Spice Herbal Tea

といった、
日本人から見ると変わり種も多くラインナップされています。



やはり外国の方には、
紅茶のように、フレーバーをつけたお茶が人気があるようで、
ホームページの「Most Popular」にもフレーバーティが多く並んでいます。

日本茶に特有の海苔香や覆い香、ミル芽香、旨味などは、
日本人でもよくわからないので、
西欧の方にはなかなか理解できないものかもしれません。


「お茶」と言っても「フレーバーティ」が、
世界のお茶のデフォルトスタンダードになるのも
“お茶の国の人”からすると若干複雑な気分です。


いずれ日本にも
スタバのお茶専門店「Teavana」が
上陸するんだろうな。
というか、早く上陸してほしいなと思う筆者でした。


◆Shop Data:
Teavana Fine Teas + Tea Bar
http://www.teavana.com/retail/united-states/new-york/new-york/teavana-fine-teas-tea-bar%28408%29


Teavana® Fine Teas + Tea Bar Debuts in New York City’s Upper East Side
・Store Address:
1142 Madison Ave
New York, New York 10028
United States

・Store Hours:
Monday 7:00AM - 9:00PM
Tuesday 7:00AM - 9:00PM
Wednesday 7:00AM - 9:00PM
Thursday 7:00AM - 9:00PM
Friday 7:00AM - 9:00PM
Saturday 8:00AM - 9:00PM
Sunday 10:00AM - 7:00PM


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