100年前のオカッパ美少女!コリーン・ムーアのパッツン前髪が可愛すぎる
流行りのボブヘアではなく、典型的なオカッパ頭の似合う大人の女性、って、実はなかなかいないですよね。顔立ちが濃いとモード系になりすぎたり、逆に薄いと子供っぽくなってしまったり。おかっぱの似合う女性の顔は本当に可愛い! と言い切ってしまってもよいくらい人を選ぶ髪型です。
今回は、そんなパッツンオカッパヘアがラブリーすぎる、約100年前に活躍した美少女をご紹介します。
美少女の名前はコリーン・ムーア。1899年生まれの女優で、1920年代の流行最先端ファッションに身を包んだ“フラッパー”と呼ばれる“新しい女性”の代表的存在です。
大きな瞳と小動物のような華奢な雰囲気が可愛らしく、“フラッパー”の特徴でもある軽やかなボブがよく似合います。
Colleen Moore pic.twitter.com/9NBWVcM1CY
— Anthony Fitzpatrick (@KwizkingAnthony) 2017年2月8日
どこか東洋人の血を感じる雰囲気のあり、日本のアイドルファンにも愛されそうなファニーフェイス。
1917年、18歳の頃には『The Bad Boy』、『Hands Up!』、『The Savage』などの映画に出演していますが、今からちょうど100年前になります。
Colleen Moore, one of the most beloved actors of the silent screen. pic.twitter.com/Pi6dxqwblB
— John T. Biggs (@biggspirit) 2016年12月2日
オカッパヘアにする前の彼女の写真は、可愛いながら、当時の女優にありがちな雰囲気。
100年後の今となっては、上記の写真1枚では、オリーブ・トーマスやメアリー・ピックフォードなど、同世代の美少女との見分けがつかない没個性なかわいこちゃんです。(下の写真はオリーブ・トーマス)
しかし、フラッパーの特徴であるボブヘアにした途端、生き生きとして個性が発揮されます。最近あまり聞かない表現ですが、粋でおてんばなことをあらわす“おきゃんな娘”というレトロな言葉が似合う愛らしさ。
そんな彼女は、自身が所属する映画会社ファースト・ナショナル社のプロデューサーのジョン・マコーミックと結婚し、1934年に引退します。
その後投資家としても活躍し、4回の結婚を経て、1988年1月25日にカリフォルニア州で死没しています。
約30年前に亡くなった、100年前に美少女だった女性……。にもかかわらず、彼女の華奢な体から発するエネルギッシュなオーラは「新しい時代の女性」というイメージにぴったりで、“未来的”と“レトロ”が混在する不思議な魅力を感じます。
(参考)
※ Colleen Moore Project
動画
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(星野小春)