女学生にデパートガールに女給…昭和初期のコスチューム美女たち

2016/12/22 16:25

美女

女子高生にCAに看護師……。いつの時代も若い女性の制服姿は人気が高く、男性のみならず女性も一度は着てみたいと思う方も多いのではないでしょうか？　コスチュームそのものの可愛さもさることながら、“職業、学業に打ち込む女性の美しさ”も含め、憧れの対象になりがちです。そこで今回は、現在と比べると、まだまだ女学生も職業婦人も少なかった昭和初期を中心に、萌えるコスチューム姿の美女写真を集めてみました。

デコちゃん、の愛称で親しまれた1924生まれの子役出身女優、高峰秀子の貴重な“メガネっ娘”姿。セーラー服に丸めがね、リボンをつけたオカッパの美少女が「シーッ」と唇に指を立てる姿は愛らしすぎてアニメのようです。

戦前のスター霧立のぼる、堤真佐子、江戸川蘭子がセーラー服で出演する素敵な映画「四ツ葉のクローバ1938年　岡田敬監督　」。脇役で登場する美少女高峰秀子さんは当時14歳くらい？ここでも丸眼鏡はお約束。 pic.twitter.com/z1cJQSRcOM
— 江津匡士 (@japagajp) 2014年5月28日

カフェーのウェイトレスさんの制服も丸襟がキュート。現代のメイド喫茶よりさらにクラシカルで清楚系な制服に、19世紀末英国を舞台にメイドとお坊ちゃまの恋を描いた人気漫画『エマ』（KADOKAWA・エンターブレイン）を思い出します。

1931年（昭和6年）。東京の喫茶店のウェイトレスさんです。可愛らしいですね。当時の給仕さん（女給さん）はカフェーが着物で純喫茶が洋装の写真が多いです。 pic.twitter.com/yECWHVQR2n
— 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) 2016年12月11日

喫茶店のタバコガール。現在の、タバコのキャンペーンガールのような存在でしょうか？　アイリッシュ風の衣装がSEXYで可愛く、ビールを出すお店にも似合いそうですね。

1935年（昭和10年）。喫茶店のたばこガールです。今までに上げた写真もありますが、新しいのも入れて3枚。1枚目一人でたばこを売ってる女の子が2枚目3枚目の右側の人だと思います。 pic.twitter.com/XqR5dhUDoR
— 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) 2016年12月19日

女性のあこがれの職業で狭き門だったと言われるデパートガールの採用試験の希少な画像も。セーラー服で就職活動をする女学生の姿も見受けられます。

Retweeted 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900):

1932年（昭和7年）。都内の百貨店での採用面接。当時デパートガールは女性人気No.1の職業でした。 pic.twitter.com/0A8XN0fmAX https://t.co/0YfXI9MPDk
— honofan (@honofanname) 2016年4月1日

そんな狭き門を突破した“白木屋”のデパートガールはさすがの美少女ぞろい。まるで当時のアイドルグループのようです。

1933年（昭和8年）。「白木屋」のデパートガール。 pic.twitter.com/DxJhizSgZY
— 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) 2016年2月17日

打って変わってこちらは『丸菱呉服店』の店員、妖艶な大人の美女です。

以前アップした画像ですが、情報が分かったので再アップします。1929年（昭和4年）、丸ビルの中にあった丸菱呉服店の店員さんです。当時は「ショップ・ガール」などとも言われていたそうです。 pic.twitter.com/5imhWyxpKg
— 戦前～戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) 2016年12月16日

下記の新聞記事には知的な美女の写真が。“デパートの姫君”と読める記述もあります。実際、元デパートガールから女優になった人物もおり、人気の高さが見て取れますね。