この美少女は誰?昭和芸能史を彩る女優の帽子&ヘアアクセサリーまとめ
今年は、無造作ヘアを柄物のスカーフでクシュクシュと巻いたレトロなヘアアレンジも人気のようですが、ヘアアクセサリーや帽子は、女性を華やかに見せたり小顔に見せたり、様々な効果が楽しめるアイテムです。 そこで今回は、昭和芸能史を彩る大女優達の帽子&ヘアアクセサリーに注目してみました。
まずは、昨年9月に95歳で生涯を閉じた“永遠の処女”とも呼ばれる戦後を代表するスター・原節子のおちゃめな一枚。まるで虫の触覚か、宇宙人のアンテナのようなポンポンのついた帽子は水泳帽でしょうか? 着物姿やシックな装いの原節子も素敵ですが、こんな茶目っ気のある帽子をかぶった彼女も可愛いですね。
原節子…インタビューで、長い間独身なのは原に情熱が欠けていたからではないかと言われ「好きな人が出来れば、足の裏でもなめるぐらいの情熱は、どんな女の人にもあるわ。でもこんな話くだらないわね」 pic.twitter.com/3RGUD3cQ8m
— BON (@1632bdkrst) 2016年10月6日
吉永小百合、和泉雅子、十朱幸代、芦川いづみの美人4姉妹の恋愛模様を描いた、1966年の映画『四つの恋の物語』(日活)では、左から2番目の和泉雅子のベレー帽姿が粋でオシャレです。
吉永小百合さん 和泉雅子さん
— ゆきちゃん (@marinamiries) 2016年5月30日
十朱幸代さん 芦川いづみさん pic.twitter.com/bozBfEKxbz
1924年生まれで、宝塚娘役スターから東宝の看板女優になった淡島千景のヘアアクセは、迫力の鳥の羽! 一般人にはなかなか難しいアイテムですが、さすが宝塚出身だけあって、艶やかな美貌にフィットして、同性も惚れる妖艶さです。
メモ 同性からリスペクトされ続ける淡島千景 https://t.co/mrZsKhVfC2 pic.twitter.com/yaCr09DCO1
— shimachou (@shimachou_love) 2016年3月20日
1924生まれの子役出身スター、高峰秀子ヘアバンドは花の妖精のようですね。袖の膨らんだ乙女チックな衣装によく似合って、現代のアイドル達にも是非真似して欲しい愛らしさです。
高峰秀子さん pic.twitter.com/NyQ8T91iBI
— ゆきちゃん (@marinamiries) 2016年10月17日
1945年に制作された日本映画『北の三人』(東宝)は、敗戦当時に国内で唯一上映されていた映画と言われています。左から原節子、山根寿子、高峰秀子で、通信士の制服を着用していますが、コスチュームの帽子は斜めにかぶってもまっすぐかぶってもかっこいいですね。
シネ・ヌーヴォの好企画「追悼・永遠の女優原節子」より
— Peckinpah (@lesaventuriers) 2016年9月11日
『北の三人』
途中フィルム消失の為、ある設定の解決は見る事が出来なかったが、物語的には理解出来た。若い高峰秀子との共演もさる事ながら、特撮は恐らく円谷英二。
雲の質感が圧倒的! pic.twitter.com/Ut9ZYAMFyH
1931年生まれの華族出身お嬢様女優・久我美子の右上写真……モコモコしたロシア風の帽子は暖かそうでエレガントです。
久我 美子
— jojo2016 (@kousama2016) 2016年8月8日
平安朝の前期から続く公家の名門のお嬢様。戦後の華族制度廃止で窮乏した実家の家計を助けるため 東宝からデビュー pic.twitter.com/8CsPJZEXmW
こちらは1920年生まれの美人バイオリニスト諏訪根自子が、アドルフ・ヒトラーの右腕とも言われるヨーゼフ・ゲッベルスから、 バイオリンの名器「ストラディバリウス」を贈られたと言われる写真。まるで、キリスト教のシスターのようなベールを纏った横顔が麗しいですね。
こちらは諏訪根自子 x ゲッペルス pic.twitter.com/jd4w8k2s86
— e (@_spring_sleep_) 2015年11月25日
1920年生まれ、戦前の会いに行けるアイドル『ムーランルージュ新宿座』看板スター明日待子の、大学の卒業式のようなアカデミックドレスと帽子姿がキュートです。戦争直前というと暗い時代……というイメージを持たれがちですが、こんな華やかな文化もあったのか、と、あらためて認識させられます。
久しぶりの古写真シリーズ(趣味)。戦前のアイドル明日待子さん。ムーランルージュの看板女優。95歳ぐらいと思いますが現在もご存命。 pic.twitter.com/EEWeVmzWSQ
— ろっしー (@kakky_111) 2015年4月15日
1933年生まれで、建築家の故・黒川紀章の妻としても有名な若尾文子の三角巾姿は、「え?三角巾てかわいい?」と錯覚するほど清潔感あふれる美しさです。
「涙」(1956、川頭義郎監督)の若尾文子…彼女は浜松の楽器工場でハーモニカを作っている。 pic.twitter.com/l62p291oSI
— BON (@1632bdkrst) 2016年8月9日
1934年生まれ、エキゾチックな顔立ちで人気を博した女優・安西郷子のモコモコしたソフトハット姿は今見てもオシャレで、今年の冬すぐに真似したくなるほど魅力的です。
で、「宇宙大戦争」のヒロインの安西郷子さんと言う方。知らなかったのだが大変お美しい。50年代に活躍されたとか。ハーフではないらしいがなかなかエキゾチックな感じ。俳優の三橋達也と結婚して引退したようだ。モデルのマギーに似てる? pic.twitter.com/8wFezLmJRJ
— 清水弘幸 (@hiropiter) 2014年11月26日
1932年生まれの宝塚出身女優、有馬稲子はスカーフを後頭部から首にかけてグルリと巻いていて、赤ずきんちゃん風の可愛らしさ。こういったスカーフの巻き方は近年あまり見かけませんが、年齢を問わず似合って暖かく便利そうなので、再び流行することを期待してしまいます。ちなみに、冒頭の写真の美少女も、幼い頃の有馬稲子です。
東京暮色、何と言っても明子役の有馬稲子さんのニヒルな演技に尽きる!、僕は物語がいくらアクセル全開でガードレールを擦らせまくり、破綻しても、魅力的なキャラクターで映画が観れる。今作で原節子を食う存在感とその可愛さで僕はファンになったw pic.twitter.com/upbDJ9ubF5
— Tatsuhiro (@Duringprogress) 2016年4月24日
どれも、現在のファッション雑誌モデルに再現して欲しいほどレトロな魅力あふれる可愛いものばかりです。特に帽子は頭を寒さから守ってくれる冬の必需品なので、気に入った写真を見つけた方は、雰囲気だけでも今年の冬ファッションに取り入れてみてはいかがでしょうか?
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(星野小春)