ダイナミックな筆致に圧倒…「ピエール・アレシンスキー展」

2016/11/9 18:00 aya aya




左から
《最終撹拌》 2011年 インク・アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《デルフトとその郊外》 2008年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《鉱物の横顔》 2015年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《それを納得する》 2010年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵



「ピエール・アレシンスキー展」が、2016年10月19日(水)から12月8日(木)まで、東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催されています。



圧倒的な筆の勢いと、抽象と具象のはざま、独自の画風で勝負するピエール・アレシンスキーは、ベルギー現代美術を代表する作家の一人。

90歳に近い現在も精力的に制作を続けるピエール・アレシンスキーの、日本初の大規模回顧展となっており、活動初期の1940年代から最新作までを網羅した油彩、版画、水彩、素描など約80点が展示されます。


展示の様子を紹介!

禅の画家・仙厓や、日本の書道家に影響を受けたというピエール・アレシンスキー。コミック本に刺激され、枠を設けて描く独特のスタイルを完成させました。


左から
《紙と墨の城壁》 1979年 墨、和紙 ベルギー王立美術館蔵
《中庭への窓》 1977年 アクリル絵具、和紙 ベルギー王立美術館蔵
《マス目ごとに》 1980年 エッチング、中国紙 作家蔵
《覆い尽くす動き》 1979年 エッチング、中国紙 作家蔵




《護り神》 1980年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした和紙 いわき市立美術館蔵
《至る所から》 1982年 インク/アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 ベルギー王立美術館蔵




《ボキャブラリー I-VIII》 1986年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵



捨てられた手紙や古い証明書、航海図などを再利用した作品や、円形の斬新な作品にも注目。


左から
《氷の目》 1982年 インク、キャンバスで裏打ちした航空図 作家蔵
《真上から見たニューデリー》 1982年 インク、キャンバスで裏打ちした航空図 作家蔵
《ブータン》 1981年 インク、キャンバスで裏打ちした航空図 作家蔵




左から
《最終撹拌》 2011年 インク・アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《デルフトとその郊外》 2008年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《鉱物の横顔》 2015年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
《それを納得する》 2010年 アクリル絵具、キャンバスで裏打ちした紙 作家蔵
©Pierre Alechinsky, 2016




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