能年玲奈改名を受け…同じ事務所独立の先輩・元こずえ鈴が芸能界を離れた訳を独白

2016/8/11 17:30 星子 星子





先月女優の元・能年玲奈が、事務所独立に際して芸名を“のん”に改名する事を発表しました。そんな“のん”の出世作NHK朝の連続ドラマ『あまちゃん』の舞台である岩手県の達増拓也県知事が、東日本大震災の混乱のさなか『あまちゃん』に力をもらった、と、今後“のん”の活動を応援する『プロジェクトN』を県庁内で立ち上げることを表明し話題になりました。



“のん”の独立に際しては元事務所との確執により干されている、など様々な報道がなされ、今度の芸能活動の先行きが心配されていました。



そんな“のん”に対する力強い支援者の登場に、著名人から一般人まで、ファンからの喜びのツィートが相次いでいます。



そんな中、過去記事、 「能年玲奈が“のん”に改名!同じ事務所で改名したこずえ鈴の近影と類似前例まとめ」 でもご紹介した、90年代後半に、ハーフ美少女タレントとして活躍し、その後、“のん”と同じ事務所から独立した元こずえ鈴……。独立に際して旧芸名を改め、本名で活動を再開したフリーディアが、今回の“のん”のニュースを受け「今だったら話せる、芸能界を離れた理由」をユーチューブで語り注目されています。



彼女の場合は、こずえ鈴という名前は芸名で、フリーディアの方が本名とのことで、本名の能年玲奈から“のん”に改名した今回のケースとは逆のパターンですね。

90年代後半に、現在のローラやベッキーのようなハーフタレントに先駆けとして数々のTV番組や雑誌に登場した元こずえ鈴ことフリーディア。当時の報道によると、フリーディアは人気絶頂の2003年にアメリカ合衆国に留学し芸能活動を休止。2005年にはアメリカの人気ロックバンド、最近ではあのキャメロン・ディアスとの結婚も話題の『グッド・シャーロット』ベンジー・マッデンと交際が報じられ、日米両国でその美貌が話題になりましたが、2006年にはベンジーと破局します。



日本に帰国後は事務所から独立しフリーディアとして芸能活動を再開。そして再びアメリカに渡り、ファッションデザイナーとして活躍し、2009年にはアメリカ人映像クリエイターと結婚、2015年に男児を出産します。現在はユーチューバーとしても人気が高く、こずえ鈴時代よりさらに洗練されたシャープな美しさで、その美容法や生活スタイルを公表して、チャンネル登録数は27,000人を超えています(2016年8月現在)。

今回は、そんなフリーディアのユーチューブで語った「今だったら話せる、芸能界を離れた理由」の概要から、一部抜粋してコメントをご紹介します。(【】内、Friediaのユーチューブより抜粋)



【「私個人の経験でみんながそうであるかは全然わからないのだけれど……」

という前置きをしてから、語りだしてフリーディア。

「大きな理由は、日本の事務所ですね。日本の事務所のやり方が、やはり。アメリカ育ちの私として、全然あわなかったということが大きくて……」

続いて

「日本は大好き、日本の芸能界も大好き、日本の皆さんも大好き、なんだけど日本の芸能界のやりかた、事務所のやり方は、あわなかった。私の話は10年前の話で今はどうなっているか分からないんだけど……。(中略)日本の事務所と契約するのが怖いし、契約するのが不安だし、いい経験をしていないので……(中略)」

と、要所要所でフォローを交えつつ、当時の経験を語っています。いい経験をしていない、の具体的な内容については

「自動的に更新になること」

と明言しています。

「私がやりたいことと事務所がやりたいことが違ってきた……(中略)日本の芸能界はどっちかというとマネージメント、事務所が決める。あなたはこういう感じ、こういう番組に出演します、こういう雑誌に出ます(中略)アメリカはどっちかというとタレントが選べる……」

最終的に事務所との関係があまり良いものとは思えなかったので、ストレスで肌荒れなどのトラブルを起こし、ロサンゼルスに渡ったというフリーディア。現在のアメリカでの生活が充実していることも語り、シリアスな内容の後は、ホッとするような笑顔で映像は終わります。

“文化だから……”と日本の芸能界に対して理解も示し、デビュー当時の恩人への感謝を交えつつも、事務所とあわなかった理由や関係、アメリカでの生活を選んだ訳を率直に語ったフリーディア。途中、「他になんにも言えないの……」と若干言葉を濁す場面も見られました。 】

上記概要は、一部の抜粋になりますので、言葉のニュアンスなど正確な内容を知りたい方は是非ユーチューブチャンネルをご覧ください



彼女の表情はスッキリと美しく、愛らしい赤ちゃんとの生活もとても幸せそうです。週刊誌の報道などでは、大手事務所を離れると芸能活動が難しい、というような表現も多々見られますが、事務所を独立したとしても、美貌や才能という財産が無くなるわけではなく、常に人生の決定権は自分にある。そう思わせられる明るい映像で、“のん”ファンにとっても、岩手県知事の支援と同時に、多くの可能性を秘めた未来を予感させるメッセージのように思えました。



「近代芸能史を彩る美女たち」記事一覧

※能年玲奈が“のん”に改名!同じ事務所で改名したこずえ鈴の近影と類似前例まとめ
※この可愛い娘は南北戦争時代の女の子?神秘的な19世紀の美女写真
※怖い絵を描く女性画家はなぜ美しい?レオノーラ・キャリントンと美女達のゾッとする絵の世界
※『とと姉ちゃん』でも注目!戦前・戦後の美少女オシャレファッションまとめ
※60年代ワンピブーム到来?「ビートルズ」&「ストーンズ」彼女達の着こなしまとめ
※M・ジャクソンの娘美少女パリス過激化で話題…でもそんなことより猫がかわいい
※激痩せアンジェリーナ・ジョリーと妖精のような実母&イケメンすぎる娘の美女3代
※浅丘ルリ子に吉永小百合…伝説の昭和美少女のカラー映像をまとめてチェック
※ポスト松田聖子だった美少女・沢田富美子が数十億の資産を築くまでの波乱の半生
※爆乳SEXシンボル…ジェーン・マンスフィールドのド派手な私生活と壮絶な死
※ドイツ映画初ヌードになった美女ヒルデガルド・ネフは元男装のナチ少女?
※13歳の覚せい剤と枕営業…美麗なる清純派ジュディ・ガーランドの闇
※幕末・明治の伝説の芸妓…江良加代と安藤照子の妖艶な美貌
※M・ジャガーと同性愛?デヴィッド・ボウイと前妻アンジーの奇妙な夫婦生活
※『あさが来た』に続け?ドラマ化したい昭和初期の美少女達
※斉藤茂吉の推しメン?90歳すぎても粋な昭和初期トップアイドル明日待子
※朝ドラっぽい?柳原白蓮より波乱万丈な大正生まれ天才美少女 諏訪根自子
※年を取らない?30年近く見た目が変化しない美女イザベル・アジャーニ比較画像
※全裸より妖艶な裸サスペンダー…シャーロット・ランプリングの成長を追ってみた
※銃殺された男装の王女と少女スター…李香蘭を巡る美女達の哀しい運命
※【悶絶】日本映画史上最強のSEXYロリータ?過去の加賀まりこが妖精すぎた
※グレイス・ケリー、イングリット・バーグマン…美しく成長した銀幕スターの孫娘達
※ボブ・ディランとアンディ・ウォーホルを虜にした60年代最強の妖精イーディ
※あなたは誰派?ロリータ系美少女揃いのジョニー・デップ歴代彼女
※映画史上初めてヌードになった絶世の美女は天才理系女子だった
※あなたはどっち派?ビートルズの女VSストーンズの女・超絶美少女対決
※今はなき美女たちの残像…妖艶すぎる100年前の美女写真がすごい
※今はなき美女たちの残像…約80~100年前の美少女・美女動画


(星野小春)