「ナビスコカップ」が突如「ルヴァンカップ」に!サポの反応と飯島社長発言の衝撃

2016/6/24 22:00スージー小江戸スージー小江戸



1992年から24年間続き、同一スポンサーによる世界最長のカップ戦としてギネス登録もされている「Jリーグヤマザキナビスコカップ」。

今年の戦いは6/5にグループ予選突破4チームが決定。アジアチャンピオンズリーグに出場していてシードされた4チームを加え、今は8/31開始のノックアウトステージまでしばしのインターバル…のはずが、6/21に突如降って湧いたようなアナウンスが。


わ~、24年間の決勝名場面集!懐かしい…と動画に見入っている場合ではなかった!

本日より「JリーグYBCルヴァンカップ」に名称が変わりました

って………えぇ!?  


大会スポンサーの「ヤマザキナビスコ」が「オレオ」や「リッツ」のナビスコブランドのライセンス契約を終了し、9/1から「ヤマザキビスケット」に社名変更することは2月に報じられていました。

ただ同時に、今年の「ナビスコカップ」は名称を変えず最後まで行うとも伝えられていたので、大会途中での異例の変更にビックリする人多数!そして何より最大の謎なのは

“ルヴァン”って何!?

ということ。


新名称の発表記者会見によると「ルヴァン(Levain)」とは「リッツ」に代わるヤマザキビスケットオリジナルの新クラッカーの名前のようです。これからは「オン・ザ・ルヴァン」に「ルヴァン・パーティー」ってことに!


「ルヴァン」発売予定日は9/5とのことで、ノックアウトステージ準々決勝の第2戦(9/4)の翌日ということになりますね。

そして「YBC」は新社名の「YAMAZAKI BISCUITS COMPANY」の頭文字。こちらは、これまで「ヤマザキナビスコカップ」を「YNC」と表記するメディアもあったので何となく推測可能でした。


■「ルヴァン」と聞いたら言っちゃうアレ

ツイッターでは新名称発表と同時に「ルヴァン」大喜利がスタート!でも圧倒的に多かったのはやっぱり…




ルパンが出てくれば、当然「銭形のとっつぁん」も出てくるわけで…





ノックアウトステージに進出した8チームのマスコットが、優勝カップ「ルヴァンカップ」を目指して、まずはカップを奪った「ルパン」を追いかけるというイラスト。すべてを表現していてお見事!


■ロゴ変更に着目する人も。そしてgoogle先生まで…

名称と共にロゴマークも一新。これまでのJリーグロゴとナビスコ社の赤い三角形ロゴを並べたものから、「ルヴァン」のテーマカラーである青を基調とした新ロゴが発表されました。



「ビッグイヤー」というのは、欧州のクラブNo.1を決める「UEFAチャンピオンズリーグ」の優勝カップの愛称。カップの左右に張り出した部分が大きな耳(Big ear)のように見えることからのネーミングです。


ナビスコカップの優勝カップも、実は「日本版ビッグイヤー」ともいえる形!(意識的に似せているのかはさておき…)



新ロゴの「J」マーク左右にあしらわれたのは、この聖杯の大きな耳。なのに「ルヴァン≒ルパン&銭形」ネタの影響力が絶大すぎるという惨事も…


さらに筆者が「ルヴァン」を調べるため、googleでつい「ルバン」と入力してしまった結果…



って、google先生まで言うもんだから、

ポチっとな




とっつぁん出してくるんかーーーい!!!


■山形方面はむしろ「YBC」にザワつく




■NHK、サポーターには名称変更は無いに等しい!?



NHKでは「ナビスコカップ」時代から、特定の企業名を冠した大会名を言わず「Jリーグカップ」で通していたので、変化なしと予測する人が大半。

また、サポーターの間では独自に「ヤマザキナビスコ」の名を冠した呼び名が…




ナビスコカップでは毎年、決勝に進出すればチップスターやオレオ、リッツビッツサンドなどの「お菓子セット」が来場者全員に大盤振る舞いされて大好評。それも「お菓子杯」と呼ばれるゆえんでした。

ルヴァンカップになったら決勝ではやはり「ルヴァン」がもらえるのでしょうか…期待しちゃいます!


■「実は今期で終了に…」ナビスコ社長から衝撃の告白が

新名称の発表記者会見の様子はYouTube のJリーグチャンネルで公開されています。その質疑応答の中で、ヤマザキナビスコの飯島茂彰社長の発言に筆者はド肝を抜かれてしまいました。1分20秒~のくだりです。


「従来契約ブランドの商品がなくなり売り上げが落ちることが想定されるので、とても支えていけない」「今期をもって終了させていただこうかと考えていた」という何ともぶっちゃけた発言!

「ところが(名称を)“ヤマザキカップ”にしてウチがやるとヤマザキが言い出しまして、それも困ったもんだな…と(笑)

飯島社長といえば、毎年決勝戦はスタジアムに来て選手たちの戦いぶりを称えてくれるダンディなお方。反対側のスタンド席からでも発見できるプラチナシルバーの髪色や、漂う品格が「渋い」「カッコいい」と隠れファンも多い…あの社長がそんなことを言うなんて。
ちなみに12年前の飯島社長のお写真がこちら。もっと若い頃は…と思うと、これまでさぞかしおモテになったのでは。。。(勝手に妄想中)



思えばJリーグの都合で大会レギュレーションの変更が繰り返されても、ヤマザキナビスコ社からはクレームも出ないばかりか、リーグ戦で出場機会に恵まれない若手選手が台頭する場を24年間も用意してくれ、毎年決勝にはおやつと豪華なブックレットもくれるという、まさに「神スポンサーシップ」の恩恵をJリーグもサポーターも受けてきたわけです。

いまトピでのDJGBさんのコラム『【社名変更で注目】ヤマザキナビスコのブレない広告戦略「沢口靖子CM」「カップ戦」』にもあるとおり、「金は出すけど、口は出さない」という、カッコよすぎる会社の、ブレない姿勢があって実現してきた大会…

だけど、そのお金がもうなくなっちゃうかもしれない…

そこで、せめてものJリーグからの恩返しとして今回の唐突な名称変更があったわけですね。普通に「ヤマザキビスケットカップ」になるのかと思われていた大会名に新商品の名称を組み込むことで、「ルヴァン」の認知度は一気に上がり、新商品のティーザー広告として絶大な効果があったのではないでしょうか。

また、唐突すぎると思われたタイミングも実は絶妙。「ルヴァンカップ」のノックアウトステージの組み合わせ抽選会、7/3に向けて新名称・新ロゴでの準備も進むし、当日も抽選のみに集中してスムーズな進行がはかれることでしょう。何より今週末はJリーグの1stステージ最終節で優勝チームが決する時。翌週はその報道一色になるでしょうからバッティングも避けられます。

こうしていろいろな仕掛けを作って、まさかの「今期で終了」から一転、3年間のスポンサー契約延長を決めてくれたことを思うと、ただひたすらありがたい!そんなヤマザキナビスコと飯島社長へサポーターから恩返しできること…

「ルヴァン」、食べまくりたいと思います!!!

でも発売日までは、チップスター☆LOVE



チップスターはリッツやオレオと違ってナビスコライセンスの商品ではないのでこれからもずっと販売されますよ♪


(スージー小江戸)