【閲覧注意】事件のにおいが…カラスが人のカツラを奪って巣作り素材に?
最近、都内からカラスが少なくなった、と言われて久しいですが、多すぎるのも困りものですが、少なくなったら少なくなったで少しさみしい気がします。
カラスは3月~4月は巣材を運び、巣作りをするとのことですが、都会のカラスはハンガーや針金などを集めて土台をつくり、フワフワした動物の毛などを抜いて敷いてヒナのための寝床を作るようですね。
カラスの巣って見るの初めてだ
— arichang (@arichang) 2015年6月21日
構成素材がほぼ針金ハンガー pic.twitter.com/7rnQnb2QSn
時には億単位のレンタル量がかかるパンダ様の毛を抜くという狼藉も……。
【悲報】上野動物園のパンダ、カラスの巣作りの素材にされてしまう | netgeek http://t.co/MuJiqMuJGJ pic.twitter.com/0UmoRWwMXW
— netgeek (@netgeek_0915) 2015年3月29日
パンダ様は、ゆったり笹を食んでいてあまり気にされていなそうですが「カラスの分際で、やめろ!そいつは高いんだ!」という飼育員さんの悲痛の叫びが聞こえてきそうです。
【RT200UP】 レア素材ゲットだぜ!カラスがパンダから毛を引っこ抜きまくり、巣作りの材料集め(上野動物園) http://t.co/dQPgVnygLm pic.twitter.com/N0hZS3nNxv
— カラパイア (@karapaia) 2015年3月30日
悲痛な叫びといえば、桜が舞い散る多摩川沿いで、とんでもない素材を携えた巣職人に出会ってしまいました。
桜と白い浜大根が咲き乱れるのどかな川辺の道に、不穏な黒い物体が。遠目で見ると、人の頭部をぶら下げた黒い鳥。背景が美しいだけに、一瞬でゾッとする、ホラー的光景でした。
よく見るとまさかのカツラ! パンダほどではないにしろ、それなりに高価なものですよね、カツラ…。折しも、この日の前日は、東京にかなりの強風が吹き荒れていました。
もしかしたら、風に煽られて人の頭の上でパタパタしているカツラを、パンダのように、嘴で剥ぎ取って来たのでしょうか? だとしたら、ご本人にも、目撃した方にも、とんだトラウマになりそうですね…。カラス、桜の花の真ん中で、ドヤ顔でカツラをむしっていました。さぞかしフサフサした巣になることでしょう。
あまりジッと見すぎたのか、気づかれて、カツラを咥えたまま住宅地の方角に飛び去ってゆきました。
ほかの動物では、バクさんなんかも毛を失敬されていますね。もしかしたらカツラの持ち主もこんな感じで奪われた!?廃棄されたものを拾ったと信じたいものですが…。
バクの背中にカラスが乗っていたが、巣作りの素材にバク毛を失敬していた。 pic.twitter.com/ugEP35uJdd
— フロッガー (@frogger269) 2016年3月15日
ハンガーを持っていく瞬間の映像も…。器用に洗濯バサミを外しています。土台はこんなもので作っているんですね。
ハンガーをカラスが持ってった!https://t.co/3J4QvY4beK
— 虎荒狗狼 (@koalaclaw) 2014年9月6日
日本中に出回っている針金ハンガーの1割ぐらいは巣素材になっていると思う。
空き家になった巣はとってもふわふわしているとのこと。カツラをINしたお宅もさぞかしあったかいことでしょう。
鳥の巣!空き家。
— Eriko (@nao1105eri0416) 2016年3月22日
大きいから、カラスかなぁ…
木の枝の他に紐やらワイヤーやらいろんな素材あり。木の実の食べカスも残ってて。リアル生活感。
意表を突いたのは、とてもふわふわしてたこと! pic.twitter.com/RybL3qwein
森に住む子は木の枝中心の建築。天然素材にこだわった匠の仕事ですね。
カラスの巣があった。
— 庭師 ”一匹の侍” (@niwa_yu_) 2015年4月22日
巣の素材で周りの環境がわかるね。
住宅街とかの巣はハンガーとか針金とかビニールひもばっかりだもんね。
これは木の枝とかシュロの繊維とか使われててちょっとホッとする。 pic.twitter.com/7QoZwCpujp
たまに、誰かの家のベランダに土台を作って置き忘れることもあるようです。ベランダに人の髪の毛が詰まった巣があったら泣きたくなりそうですね。
カラスから巣の基盤になる枝の塊を空からプレゼントされました。
— caféauláit (@meganeshinsea) 2016年4月10日
(撮影場所 二階のベランダ) pic.twitter.com/nZQER0rkxS
あのカツラがどのようにしてカラスの手にわたり、そしてどんなふうに活用されるのか気になるところです。もしかしたら、明日の朝、誰かの家のベランダに、人間の頭髪のようなものを敷いた斬新なお宅が建築されているかもしれません……。
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(星野小春)