【大炎上】3.11に祝い事は不謹慎?「卒業祝い給食」を問題視する教師に批判の嵐
東日本大震災から5年。
3月11日を迎える度に当時を思い出し、亡くなった方々に哀悼の意を捧げる人も多いと思います。
しかし、11日に埼玉の中学校で卒業を祝う給食が出されることに対し、一部教職員が「震災のあった日にお祝いなんて非常識」と問題視しているということが伝えられると、ネット上では大きな批判が巻き起こり「卒業祝い給食」がトレンド入りする事態となりました。
大元となったニュースを伝えたのは埼玉新聞。
3月11日に卒業祝い給食は非常識? 吉川の中学校で賛否…困惑も https://t.co/7L81jI7bRF
— 埼玉新聞社 (@saitamanp) 2016, 3月 9
そこでは、
『市内の中学の男性教諭は「献立は3月に学校に配布され、市教委に日にちの変更を求めてもなしのつぶてだった。生徒に説明できない。鎮魂の日で祝う日ではない」と問題視している。』(引用:埼玉新聞 http://www.saitama-np.co.jp/news/2016/03/10/05.html)
と記載されています。
Twitter上などでは、問題視する意見に対し、
「被災地から言わせて貰う 祝えよ!」
「何?じゃあ3月11日が誕生日や結婚記念日の人は震災の日だからこれから一生お祝いするなってか?アホか」
「今日だって東京大空襲が起きた日だし、3/12も名古屋で大空襲があったんだし。人が死んでない日なんかないんだよ!」
「そりゃ震災はとてつもなく悲惨で多くの命が奪われたけど、それはたまたま3.11に起こってしまったわけで、卒業とは関係ないと思う。卒業は卒業。ちゃんとお祝いしてあげよ。」
など、批判が続出。
3.11に卒業祝い給食が不謹慎だとかいう奴いるんだって?
— 風助 (@fk1210jn31) 2016, 3月 10
妾は被災地から言わせて貰う
祝えよ!
何が不謹慎なもんか
生きている幸せを祝え!
学ぶありがたさに感謝して美味しく頂け!
3月11日に卒業祝い給食で賛否https://t.co/IPc0rxBs25
— EARL@引っ越し準備中 (@DrMagicianEARL) 2016, 3月 10
何?じゃあ3月11日が誕生日や結婚記念日の人は震災の日だからこれから一生お祝いするなってか?アホか
3月11日に卒業祝い給食で賛否https://t.co/I6yliqogc0
— ルカリオ☆大阪旅物語(3/25~) (@Lucario_manager) 2016, 3月 10
そんなね、縁起がどうの言ったってどうしょうもないじゃん。
今日だって東京大空襲が起きた日だし、3/12も名古屋で大空襲があったんだし。
人が死んでない日なんかないんだよ!
3/11に卒業祝い給食が不謹慎?じゃあその日に生まれた人は祝っちゃいけないし、他の震災あった日や事件があった日も何も祝っちゃいけないんですね。なんて暗い国なんだ
— 松実 (@mm1247w) 2016, 3月 9
トレンド入りしてる「卒業祝い給食」について…
— ひめか@ドリ5垢 (@dreamer_hime) 2016, 3月 10
そりゃ震災はとてつもなく悲惨で多くの命が奪われたけど、それはたまたま3.11に起こってしまったわけで、卒業とは関係ないと思う。卒業は卒業。ちゃんとお祝いしてあげよ。
3月11日に卒業祝い給食は非常識?ってことで問題になってるのか、別にいいんじゃないのお祝いごと禁止とかいちいち不謹慎不謹慎言ってる奴らの頭が不謹慎だから。
— りさみー (@HOMO_DES) 2016, 3月 9
大炎上状態となっています。
中には元記事で、県立歴史と民俗の博物館の民俗担当学芸員が解説していた「ハレ」に関する解説に賞賛を送る人も。
3月11日に卒業祝い給食は非常識? 吉川の中学校で賛否 https://t.co/zbR5wJovYW この話題に際して「ハレには冠婚葬祭全てを含み、お祝いで赤飯を食べるが、不祝儀などの時に赤飯を食べ、供養する地域の習慣もある」と学術的にコメントする博物館学芸員は、素晴らしい。
— サイ / 三原卓也 (@rhinoeye) 2016, 3月 9
また、このニュースに対して「あなたは3月11日に卒業祝い給食を行うことをどう思いますか?」というアンケートをとる人も出現。
【アンケート】埼玉県吉川市で3月11日、5年前に東日本大震災が起きた日に卒業祝い給食を行うことに批判の声がありますが、あなたは3月11日に卒業祝い給食を行うことをどう思いますか?
— Carry@0311ImaikePC21 (@carrymixpie) 2016, 3月 9
確認した時点で2,500票を超える投票があり、うち95%の人が「震災の日と学校の祝いは分けて考えるべき」という結果に投票しています。
「鎮魂」と「祝祭」。
難しい問題ではありますが、この反響をみると多くの人は「鎮魂」と「祝祭」を矛盾なく自分の中で両立できているようです。
(いまトピ編集部)