サラリーマン川柳より突き刺さる?「ニート川柳」がうますぎて泣ける

2016/2/18 12:20 いまトピ編集部 いまトピ編集部



先日2016年2月17日、第一生命から今年度版の「サラリーマン川柳」の入選100作品が発表されました。

サラリーマンの悲哀をうまく詠んだ作品が多いことで有名なサラリーマン川柳ですが、今年も、


・娘来て 「誰もいないの?」 オレいるよ (チャッピー)
・気付いたら Siriと話して 1時間 (彩人)
・また飲み会!? 電話の声は 嬉しそう (鯉する夢子)
・「出来ません!!」 言えるあなたは 勝ち組です (出世頭)
・まいにちが 修造だけに 励まされ (個々庵)


などなど、家庭や職場の哀愁を詠んだ名作が多く公開されています。

しかし、そんなサラリーマンの悲哀以上に悲哀、悲しさよりも悲しい存在であるニートが現状を詠んだ「ニート川柳」がツイッター上でひっそりと公開されているのをご存知でしょうか。


・「ひまつぶし 10年たったら ごくつぶし」


・「酒を飲む ときだけ気分は 会社員」


・「糞ニート 笑った俺が 今ニート」


・「目が覚める これじゃダメだと 目をつぶる」


・「昨日今日 明日と続く ”暇まつり”」※3月3日投稿


・「道がない ような気がして 私には」


・「母パート 妹デート 僕ニート」


・「なぜだろう 家にいるのに 帰りたい」



特に賞があるわけでもなく、ただ淡々と投稿され続ける「ニート川柳」

ニートの悲しさあふれる句の数々に、涙(と多少の笑い)を禁じえません。

人生の悲哀を思う存分感じたいという方は、サラリーマン川柳はもとより「ニート川柳」を嗜んでみてはいかがでしょうか。



(いまトピ編集部)