君も『若冲ウォーカー』で雑誌デビューをしよう!
今年(2016)は、江戸時代の絵師・伊藤若冲(1716-1800)の生誕300年にちょうどあたる記念すべき年。東京都美術館では、初期から晩年までの代表作約80点を紹介する史上最大の「若冲展」が4月22日(金)よりいよいよ開催となります。

公式サイト:http://jakuchu2016.jp/
若冲が京都・相国寺に寄進した「釈迦三尊像」3幅と、宮内庁所蔵の若冲稀代の傑作である「動植綵絵」30幅が東京で一堂に会す初の展覧会です。(元々相国寺所蔵であった「動植綵絵」が宮内庁三の丸尚蔵館蔵となっている経緯についてはググってみて下さいね。)
まさにハレーすい星よりもレアな機会です。それだけでもスゴイことですが、なんと今年に入ってから驚きのニュースが飛び込んできました。行方が分からなくなっていた伊藤若冲「孔雀鳳凰図」が実に83年ぶりに発見され、「若冲展」でお披露目されることになったのです。
【「孔雀鳳凰図」について】(岡田美術館)
http://www.okada-museum.com/information/archives/1114

とにもかくにも話題に事欠かない「若冲展」開催に合わせ、出版業界も俄然盛り上がりをみせています。若冲関連書籍の百花繚乱状態です。
『伊藤若冲作品集
『若冲BOX FIVE COLORS
『若冲の描いた生き物たち
『アートぬりえBook 若冲 ぬりえ どうぶつえん
『日本美術全集14 若冲・応挙、みやこの奇想
『若冲百図: 生誕三百年記念
『若冲
『もっと知りたい伊藤若冲―生涯と作品
出版社ごとに様々な角度からのアプローチによって、若冲の新たな魅力を紹介しています。これは若冲好きにとってはとても嬉しいこと。あらためて見直しよいきっかけになります。
さて、その中で株式会社 KADOKAWAが世に放つ『若冲Walker
専門家や美術史家、タレントさんのコメントが紙面を飾るのはどの本でも同じですが、『若冲Walker』(若冲ウォーカー)は、それらに加え、若冲好きの皆さんの声も掲載してくれるのです。
名付けて「みんなの若冲」
具体的には、今回の「若冲展」に展示される代表作品をKADOKAWAさんと共に6点をセレクト。その作品について皆さんの感想をツイッターで募集しています。
第一期(2月18日まで)
1「象と鯨図屏風」
2「果蔬涅槃図」
3「仙人掌群鶏図」
第二期(2月19日~3月3日)
1「動植綵絵 老松白鳳図」
2「花鳥版画 鸚鵡図」
3(3枚目は調整中です。近日中にアップします)
6作品いっぺんでは大変なので、まずは第一期として、1「象と鯨図屏風」、2「果蔬涅槃図」、3「仙人掌群鶏図」の3作品について皆さんそれぞれの感想や想いをツイッターで募集します。ツイートは一作品ずつ作品名と、ハッシュタグ「#若冲W」を必ず付けて下さい。

《象と鯨図屏風》紙本墨画 六曲一双 各159.4×354.0cm 寛政9年(1797年) MIHO MUSEUM

《果蔬涅槃図》紙本墨画 一幅 181.7×96.1cm 京都国立博物館 【期間限定展示】

重要文化財《仙人掌群鶏図襖絵》紙本金地着色 襖六面 各177.2×92.2cm 寛政2年(1790年) 大阪・西福寺
あまり堅苦しく考えず、例えばこんなツイートでOKです。
↓
「仙人掌群鶏図」は観たことないので「若冲展」で是非実物を目の前にしてみたいです! #若冲W
「みんなの若冲」募集期間は、以下の通りです。
第一期 ~2月18日(木)
第二期 2月19日(金)~3月3日(木)
「みんなの若冲」企画既にツイッターで盛り上がっています。肩の力を抜いてファン目線での素直なツイート沢山お待ちしています。自分の感想が掲載された?!『若冲Walker
「みんなの若冲」企画は、募集期間を二期に分けそれぞれ3作品ずつ。合計6作品についてのコメントを募ります。作品名とハッシュタグ「#若冲W」を必ず付けて、どんどんツイートして下さい!おひとりいくつツイートしてもOKです!皆さまの熱いツイートお待ちしています!!
そうそう、このコラムを掲載しているポータルサイトgooでは「若冲版デザイン:樹花鳥獣図屏風」が配信されています。 あなたのスマホやPCの検索画面を若冲に簡単に設定可能です。アートな検索エンジンをぜひお試しくださいね!
http://www.goo.ne.jp/design/
過去記事
江戸時代にデジタル画を描いた300年先を行く絵師、伊藤若冲
http://ima.goo.ne.jp/column/article/3264.html