凄まじい怨念、炎上狙い?小保方晴子「あの日」を読み終えた読者の感想は?
小保方 晴子 (著)/講談社
「真実を歪めたのは誰だ? STAP騒動の真相、生命科学界の内幕、業火に焼かれる人間の内面を綴った衝撃の手記」
STAP細胞に関する記者会見から約2年。2016年1月28日、小保方晴子氏による手記『あの日』(講談社)が出版されました。
STAP細胞研究不正問題をめぐる騒動の真相から学界の内幕、そして自身の心境などを、全253ページに渡り克明に綴っているようです。
現在Amazoneランキングでも堂々の1位
小保方さんの本「あの日」が爆売れ。Amazonではランキング1位!https://t.co/XwVAWiQp2p pic.twitter.com/gmKBmwFOaY
— sakamobi (@sakamobi) 2016, 2月 2
発売から一週間が経とうとするいま、読んだ人も読まない人も、どんな反応を示しているのか探ってみました。
小保方晴子、手記出版 タイトルは「あの日」 https://t.co/d4lRZIgc6w 買うわ。
— もり (@yoske_moli) 2016, 1月 26
誰も彼女の生き方を責めてはいないのではないかな?巧妙な論点ずらしと炎上プロモーションの意図を感じる。オイラは絶対に買わない。 RT @gendai_biz: 小保方晴子の告白「あの日から、今日までのこと」 ~独占手記『あの日』より https://t.co/RpkNrRB1pB
— 境 真良@GLOCOM&METI (@sakaima) 2016, 1月 26
発売後は関連するニュース記事も多数
【New】小保方晴子氏が、手記『あの日』で主張した3つのポイント https://t.co/SGiWIvco10 pic.twitter.com/HMJCpPxQx5
— ハフィントンポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2016, 1月 31
早大生からは怒りの声も?
O氏はW大の博士号取消を「大学の教育方針よりも社会風潮を重視した判定」と言う。教育方針とは「あのようなコピペでも博士号を授与する」ことか?〈STAP騒動・小保方氏が書いた手記「あの日」 早大生からは怒りの声も #ldnews https://t.co/2L86hJhy9M 〉
— FX ~花が咲く郷~ (@FX_Bloemdorp) 2016, 2月 2
こちらは書評
太宰の「人間失格」を僕は言い訳文学と捉えているのだけど「あの日」も言い訳文学のスタンダードになりうると思う。/小保方晴子「あの日」を読みました。(フミコフミオ) https://t.co/rpvcpfyaaC pic.twitter.com/EyDDhsJNKE
— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) 2016, 1月 29
【小保方晴子氏『あの日』レビュー】描かれていたのは、少女マンガ的な半生とある人物への怒り | ダ・ヴィンチニュース https://t.co/67JhNzlEcR pic.twitter.com/0SiTC4TieQ
— ダ・ヴィンチニュース (@d_davinci) 2016, 1月 29
■みんなの感想は?
小保方晴子女史の「あの日」読了した。ゴーストライターが書いたにしろ、凄まじい怨念が詰まっていることは間違いない。「私は担ぎ上げられ、落とされただけだ。すべては若山がやったこと。理研の情報リークとメディアスクラムが私を悪役にした」ってな感じ。ご自分のミスは、ほんの小さなことらしい。
— ウイングバック (@wingback_t) 2016, 2月 1
読了。
— 奏 (@sky1358003) 2016, 1月 31
読んで素直な感想は、「若山さん悪だなぁ」と「小保方さん詰めが甘い」。
自分が主導で進めていくべき研究において、色んな人のご機嫌取らなきゃいけない科学の世界って闇だ。
「より良い社会を目指して」、って目標を掲げて最後まで完遂するには、才能も人徳も必要なんだね。#あの日
小保方晴子著『あの日』読了。小保方さんや笹井さんらの受けたマスコミの理不尽な取材という名の暴力に胸が痛くなる。博士号を取り上げられ研究者としての道を断たれていたのは知らなかった。酷い。世の嫉妬とマスコミの怖さを知るのに必読。https://t.co/ydcNEbsbZz
— Tsukasa Shirakawa (@lingualandjp) 2016, 1月 31
STAP細胞の小保方手記「あの日」読了。内容の真偽は不明だが、一躍時の人になった「あの日」の後、不正が指摘され人権を無視した報道バッシングを受けたのは事実だろう。デマも含む個人情報や極秘情報がリークされる。小保方叩きなら何をしてもいいという風潮が形成された。恐ろしいことだ。
— 躁鬱病ピコのカルガモとダイエット (@pico641) 2016, 1月 30
『あの日』読了。
— 毛玉 (@lysblanc_s) 2016, 1月 28
最後の数ページは、涙でなかなか進めなかった。
ここに書かれてることが捏造なら、理研と若山氏はどんどん反論すれば良いと思います。両者共コメントしないのはなぜだろうね。
ちゃんと証拠を出して反論すれば良い。 pic.twitter.com/tpiHccqLEO
小保方晴子氏の手記「あの日」読了。やはり、争いごとは双方の意見を聞くことが必須だと感じた。手記のどの程度が真実なのかは著者しかわからないことであるが、自身の一定の責任を認めつつも、捏造の首謀者ではないのだという作中の主張には大きな矛盾はなく筋が通っている。
— 神宮寺 三郎 (@speedaxela) 2016, 1月 31
小保方晴子『あの日』。主人公がひょんなことから理解者に恵まれ成長してゆく前半は、まるでNHK朝ドラ『おぼちゃん』をみてるよう。しかし中盤は昼ドラ、後半は土曜ワイド劇場になってゆく。
— プチ鹿島 (@pkashima) 2016, 1月 29
1巻:小保方晴子の告白
— 無機物くん (@Mukibutsukun) 2016, 1月 27
2巻:小保方晴子の憂鬱
3巻:小保方晴子のメモ帳
4巻:理化学研究所の劣等生
5巻:STAP細胞という概念が存在しない退屈な世界
6巻:だから理研は、STAP細胞ができない。
7巻:あの日見た細胞の名前を僕達はまだ知らない。
Twitterの反応と共に興味深いのがamazonレビュー。発売間もないにも関わらず、早くも250件を越える投稿が寄せられています。
小保方晴子氏の手記「あの日」、Twitterの反応やレビューを踏まえて読むのもおもしろそうです。
(亀井満月)