忘年会シーズン真っ盛りですね～一年の締めくくりを兼ねてアートな仲間数人で忘年会へ。普段から飲み食いしていますが、12月となると特別な気分になるものです。

いきつけのお店ではなく、せっかくボーナスも出たことだし「たまにはパーと派手にやろう！」ということで、赤坂の「トゥーランドット 臥龍居 」（Turandot臥龍居）を予約。

トゥーランドット 臥龍居を選んだのは、メンバーが集まりやすいという点もありますが、何よりも「黄金伝説展」のタイアップ・メニューを提供しているのが一番の理由です。





展覧会のタイアップ・メニューは大型展の場合しばしばあります。ただし、どの展覧会もだいたい2，3種類あればよい方です。ところが「黄金伝説展」タイアップ・メニューはその数何と10種類！

トゥーランドット 臥龍居のオーナーシェフであり、中華のアイアンシェフである脇屋友詞さんのやる気が伝わってきます。そしてなにより他のタイアップ・メニューよりも俄然食べてみたくなるものばかり。「ミスターパーフェクト」こと脇屋さんの黄金の中華料理となれば美味しくないわけがありません！

10種類もあるとどれを食べようか迷ってしまいますが、アートな忘年会では思い切って「黄金伝説展」タイアップ・メニューに掲載されている料理全てを注文！一度やってみたかったんですよ～「上から全部持ってきて！」ってやつ。

Twitterの飯テロ画像ではありませんが、ここから脇屋シェフ自慢の「黄金伝説展」タイアップ・メニューどどーーんと紹介していきます！！



上海蟹の卵入り焼売

寒くなると食べたくなるのが上海蟹です。昨年は食べ損ねたので二年連続で失態を重ねるわけにはいきません。2種類の飲茶に上海蟹の卵がそれぞれ使われて濃厚な味わいです。


上海蟹の身と卵入り小龍包

焼売も小龍包も下味がばっちり施されているので、酢醤油は一切不要。そのまま一口でパクリ…それはさすがに勿体ないので普段の3倍多く噛み舌の上で上海蟹たちを踊らせてきました。


季節の野菜とあひるの塩卵入り黄金の春捲

ぱっと見は普通の春巻きのようですが、箸で割いてみると…中にはアヒルの塩卵が入っています。

アヒルの卵というと前菜に出てくる皮蛋（ピータン）が有名ですが、鹹蛋（シェンダン）と呼ばれるアヒルの卵の塩漬けもあります。黄身がまさに黄金色をしているため、中国ではおめでたい料理として尊ばれているそうです。


黄金の小海老炒め

メインのお料理は黄金の小海老炒めと黄金の帆立炒め。トゥーランドット 臥龍居の魅力のひとつであるお皿にも注目です。洋食器と黄金メニューの相性ばっちりです。


黄金の帆立炒め

さっぱり系の帆立を濃厚でクリーミーな黄金ソースで和えています。普段ならビールから紹興酒、焼酎、ワインととめどなくお酒を飲むメンバーたちも料理を味わうことで精いっぱいでお酒が進みませんでした…

そうそう、ここのお店は坦々麺が辛いながらも深いコクがあり一度食べたら他のお店の坦々麺では満足できなくなるのでも有名です。今回のタイアップ・メニューにもしっかりと入っています。「黄金の帆立貝柱入り豆乳担々麺」（美味過ぎて写真撮るの忘れました。）


黄金のカスタード入り白玉団子ココナッツ風味

デザートも3種類も用意されています。こちらも春巻き同様に中に「黄金」が隠されています。「アヒルの塩卵とはすの実餡入り黄金の胡麻団子」もこれまた美味でした。

これだけ黄金尽くしだと金運も上がりますよね。この忘年会の帰りに年末ジャンボでも買えばよかったな～と後悔してます。


黄金のクリームチーズケーキ

いつもならデザートの前で紹興酒の2，3本は空になっているはずなのに、黄金の料理を味わうのが忙しく、お酒飲むのも忘れてとにかく食べに食べたアートな忘年会でした。


黄金の干し貝柱と大根の澄ましスープ


えっ？一番美味しかった料理ですか？？迷わずこちら一択です！多分これから先、これよりも美味しいスープ口にすることないと言い切れます。あ～思い出しただけで……

中国でも黄金や黄金色は富や幸福の象徴とされ、中華料理には金に見立てた食材を用いて、富や幸福を表現する縁起の良いメニューが数多くあります。こうした伝統料理に、脇屋シェフならではのオリジナリティを加味し、一味も二味もアップした「黄金伝説展タイアップ・メニュー」が誕生しました。

「黄金伝説展タイアップ・メニュー」は赤坂の「Ｗａｋｉｙａ一笑美茶樓」と「Ｔｕｒａｎｄｏｔ臥龍居」の2店舗で、2016年1月11日（月・祝）まで、提供されます。たまには贅沢中華でも！

ところで、肝心の「黄金伝説展」にはもう行かれましたよね？見逃すと後悔しますよ～この展覧会こそ年末年始にうってつけの展覧会です。



「黄金伝説展　古代地中海世界の秘宝」

会場：国立西洋美術館（上野公園）
会期：2015年10月16日（金）～2016年1月11日（月・祝）
開館時間：午前9時30分～午後5時30分（毎週金曜日は午後8時まで）
※入館は閉館の30分前まで
休館日：月曜日（ただし、1月4日、1月11日は開館）、12月28日―1月1日
主催：国立西洋美術館、東京新聞、TBS　
http://www.tokyo-np.co.jp/gold/

黄金伝説展 古代地中海世界の秘宝 (@ougon_info) | Twitter　
　
　
「黄金伝説展」（青い日記帳） http://bluediary2.jugem.jp/?eid=4134