【煮詰めれば催涙スプレー】韓国で1番辛い激辛インスタントラーメン食べてみた(日本の激辛ラーメンと食べ比べ)

2015/6/8 23:59 大住 有 大住 有


韓国と言えば韓国料理、韓国料理といえば辛い料理!
というわけで、辛い料理に定評のある韓国ですが、実は数年前からインスタントラーメンで激辛ラーメンブーム(元々韓国料理辛いやろ!というツッコミ入れたい)が起きたらしく、各社競って激辛ラーメンを発売したらしいです。

そんな中、とある韓国紹介サイトで、韓国で一番辛いインスタントラーメン特集というのをやってて、そこでぶっちぎりで1位になってたラーメンがあるんですが、日本でも有名な韓国の激辛インスタント麺「辛ラーメン」が辛さ2,700 SHU(スコビル=辛さ表す単位)なのに対して、

その1位のトゥムセラーメンは8,557SHU

圧倒的!圧倒的辛さ!!

ちなみに一番弱い催涙スプレーのSHUで15,000SHU程度。数値上はガッツリ煮詰めれば催涙スプレーいっちょ上がりのレベルです。

で、そのクソ辛いラーメン

(韓国土産)
なぜか手元にあるんです



(8,557SHU)

「韓国土産です!(同僚)」ってもう明らかに嫌がらせはいってますよね!これ!

しかし、激辛といえば日本も昨今激辛ブームが根付いており、辛さという土俵でも韓国に負けないんじゃないか?と、ふと疑問をいだいたので、さくっと対決(食べ比べ)してみることにしたわけです。

ちなみに日本の辛いインスタメン代表は


(カップ麺だけど)
蒙古タンメン中本をチョイス

激辛で有名なラーメン店だし、売ってた中では一番辛そうだったので。

また一人だけ激辛ラーメン食べるのが嫌だったので、いまトピ編集部の他の人間にも(無理やり)食べ比べしてもらいました。


(いまトピ昭和コラムでおなじみ服部さん
よろしく!

(編集長の吉永さん
よろしく!

ちなみにこの2人以外は普通に断られました。

ちっ!!

で、さっそく試食ですが、


(左:蒙古タンメン中本 右:トゥムセラーメン)

トゥムセラーメンのニオイがすでに痛い!!
ツンツン香る唐辛子の香り……。

さあ覚悟を決めて、

(すでに顔色が赤い)
実食!!


うむ!

辛い!!

いや、すいません!だって辛いんだもん!!
ただ、食べ比べてみると、辛さ的にはほぼ同じような気がしたが、中本が味噌味のせいが口当たりが柔らかく辛さ控えめに感じました。
なので単純に感じる辛さではトゥムセラーメンが上。味もスッキリとした味なので唐辛子の味が直球でくる感じです。
逆に中本は辛いながらもトゥムセラーメンよりコクがあり旨味が強かったように思います。
麺はどちらもインスタントにしては太麺でプリプリして美味しかったです。

(両方十分うまい)

うーん、辛さでトゥムセラーメン旨味で蒙古タンメン中本って感じかな。

他の2人の感想もどうぞ


▼服部

トゥムセラーメン:
袋麺なのでほとんど具なしだが、スープと一緒にネギとシイタケのような細かい具が入っている。真っ赤な唐辛子色のスープを入れて煮詰めるため、恐る恐る一口目を食べてみたが、食べ始めはそれほどの辛さを感じない。が、食べ続けて辛さが蓄積されていくと、全身から汗が吹き出し、呼吸も少し荒くなった。蒙古タンメンと比べると、1.2~1.5倍は辛いように思えた。麺は袋麺特有の縮れ麺で、麺の味は決して旨いとはいえない。スープは辛いが、味に深みが感じられなかった。

蒙古タンメン中本:
辛いのが好きな人なら、苦しみのない心地良い辛さといったところ。そこにほのかな味噌の甘みが加わる。麺はストレート麺で食べやすく、豆腐やキクラゲといった具が、食べ飽きさせない。
(普段からたまに店に行くので、ちょい贔屓気味かもw)

(汗だくです)


▼吉永

トゥムセラーメン:
毒々しい赤色のスープは食べるほどに辛くなり、スープを飲み干すことはできず。麺は一般的なフライ麺っぽい。
卵を入れて食べたが、マイルドになることもなく辛かった。

蒙古タンメン中本:
特製オイルを入れる前の見た目は普通のラーメンだが、オイルの赤さに驚く。どうみても真っ赤。
だが口にすると韓国ラーメンほどの辛さはなく、適度な旨味も感じられる。麺は少し普通のカップ麺とは違う太麺でこだわりを感じる。
食べていると汗が滲んでくるのは韓国麺と変わらないが、こちらの方が辛味は少ない。
中本は、コンビニに置かれるために、かなりきちんと商品開発してる感じがします

(中本特製オイルの部分が特に辛い)


大体3人とも同じ意見ですね。

ただ、食べた3人とも思ったのですが、


両方それほど激辛じゃないな


と。

いや、辛いは辛いんですが、なんだろう?商品としてコンビニやスーパーに並べられる程度の辛さというか。

所詮「激辛」ラーメンといっても消費者に売れないとダメなので、味のトンガリ具合に限界があるようです。
マニア人気だけでは数がさばけませんからね……。(中本には昨年もっと激辛の「北極」という商品もあったようですが、現在販売終了しています……)


そんなわけで、日韓激辛ラーメン対決の結論は、


しょせん数さばけないとダメだから真の激辛商品は生き残れない!

と、いう少し悲しい結論になってしまいました。
両方激辛ってほどじゃなかったっていうね。
国が違っても状況は同じか……。



●おまけ

と、思ったら、

翌朝のウンコが辛い!!

1食で2度美味しい!!

口より尻の穴の方が辛さに敏感でした。

激辛ラーメン油断するなかれ!!


(いまトピ編集部 大住)