Youたち祝っちゃいなよ! ジャニーさん82歳の誕生日

2013/10/23 18:30 柚月裕実 柚月裕実

キスマイのドームコンサートチケットの当落が気になって仕事が手につかない柚月です。こんにちは。

さて、本日10月23日はジャニヲタにとって、とても忙しい一日なのです。

Kinki Kidsの33枚目のシングル『まだ涙にならない悲しみが / 恋は匂へと散りぬるを』(ジャニーズエンタテイメント)と、嵐の通算12枚目のアルバム『LOVE』(ジェイ・ストーム)の発売日。そして文化放送の「レコメン!」では、スペシャルウィークとして「ジャニーズあるある」スペシャルの3時間生放送!

そして、忘れてはいけないのがジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川氏の82歳のお誕生日なんです!

ジャニーさんを祝うかのように、ジャニーズネットで見れる「Johniniy's Calendar」はいつもに増してスケジュールがびっしりです。
(今日は祭りだーーーー!)


※Johniniy's Calendarとは所属タレントの出演番組や掲載誌などスケジュールが一覧になった予定表のこと


●ツイッターで「おめでとう」「感謝」ツイートが


深夜0時。23日迎えると同時にツイッターでは「おめでとう」ツイートが飛び交い、ほどなくして「ジャニーさん」がトレンド入りしました。


日本独自のエンターテインメントの一つ、それがジャニーズ



「おめでとう」と一緒に感謝の言葉が並びます



ジャニーズのタレントにどれほど救われたことか…



色々とありますが、よろしくお願いします





すごく長いハッシュタグも登場

#ジャニーさん誕生日ってことでYou達みんなで祝っちゃいなよwww自担を事務所合格にしてくれてありがとうジャニーさんwこれからも事務所の未来守ってねジャニーさん今日はおめでとう長生きしてよね喜多川氏



他に何も書けないというw


ほとんどのタレントが小学生の頃から入所するのですが、子どもの頃はかわいくても大人になったらカッコよくなる保障なんてないわけで…


この先見の明もジャニーさんならではの才能ではないでしょうか


よくコンサートの2公演目にいくと、「昨日のMCがつまらないってジャニーさんに怒られたから、今日はしっかりやる」という話を聞くのですが、80歳を越えられた現在でも現場に足を運び、ステージやMCの演出に関して細かく指導をされているようです。

好きなタレントの生みの親でもあるジャニーさんを尊敬してやまないというファンは多く、それはそれはもう神様のような存在です。しかしその一方で、所属タレントが番組などでジャニーさんのエピソードを語ることも多く、尊敬する一方で親しみを持っている人も多いのではないでしょうか。お姿を拝見することはありませんが、遠いようでいて近いというとても不思議なお方です。



●売れるタレントを嗅ぎ分ける…ジャニーさん特有の特殊能力


イケメンを揃えて並べておけばいいってものではななく、歌って踊って喋れるのは当たり前。ここからさらに才能を見出して、どう見せるか。隅々まで計算しつくされた演出、ファンを飽きさせないための細部へのこだわりやつい財布の紐が緩んでしまう商法には、生まれ持った才能とプロ魂を感じます。

一体どうしたらこんなに魅力的なタレントばかりを集められるのか、そして集めた中からどんな基準を持ってグループを構成するのか、そのプロデュース手法が気になります。

少し前の話になりますが、4月17日放送『ナカイの窓』では「ジャニヲタ芸能人」と題して、ジャニーズの裏側について語られていました。そこで中居さんも「わからない」といっていたのがデビューのタイミング。

在籍歴でもなく、ダンスや歌が上手いという基準でもなく、先輩のバックダンサーを務めた経験をいくた持っていても、後輩が先を越されることもザラ。年功序列でもスキルでもない、すべてはジャニーさんの鋭い嗅覚によってデビューが決まるのだとか。

中居さん「タイミングがあるのよ、デビューのタイミングがあるの。なんでこの時期なんだろうと思う。俺の方が先に出来てるのに後輩を先にデビューさせることもあるもん。それが上手く行くんだもん。天才だと思う」

メンバー構成もデビューのタイミングもすべては「ジャニーさんの嗅覚」。中居さんが思うにメンバー構成は「プロ野球を意識してる」とか。

「まずは、ジャイアンツが誰なのかというのと、阪神をつけて、あと2~3人は地味なメンバーを入れて。まず巨人がしかっりしてないとグループ名が有名にならないから。うちなんかのメンバーで言ったら、俺と木村くんが派手なタイプだから(中略)まず中居と木村でワッと行かして。でもこの4人(他のメンバー)が出てくるまでに解散しちゃうのよグループって。でも4人が出てきた時はやっぱ強いよね。ガマンしてね、いつか来るから待とうぜって。でも来た時はやっぱりもう、あ、やべーって思っちゃう自分で」

ものすごい数のジュニアの中からデビューにふさわしいメンバーをピックアップするのですが、はじめから全員の人気が出るとは限りません。また、グループで1~2人の人気があるだけでも上は目指せない。事務所の力も左右するかもしれませんが、個々がそれぞれに才能を見つけて発揮し続けなければ、グループの存続が危ぶまれてしまうようです。


デビューを数日前に知らされたというエピソードは多く、嵐の相葉さんは「Youパスポート持ってる?」と聞かれて「持っている」と答えたことからハワイに行き、そのまま嵐としてデビューした逸話も。

グループ名はすべてジャニーさんが命名しているそうです



デビューが突発的、グループ名もちょっと変わっている、予測不可能なところも人を惹きつけて離さない秘訣なのかもしれません。



●尋常じゃない怖さ……元ヤンの中居さんもビビる怖さだった


メンバーの中でもジャニーさんから最も怒られていたという中居さん。また昔は「尋常じゃないくらい」とても厳しかったのだそうです。光GENJIのバックダンサーとして出ていた頃、3分のMCでしゃべれなかった中居さんに対し、「光GENJIのコンサート潰す気か!この野郎!!」と死ぬほど怒鳴られたとか。

しかし怒鳴るだけではなく、喋れない部分の台本をジャニーさん自らが紙に書いて渡してくれたのだそう。尋常じゃない厳しさと並々ならぬ愛情がスター育成には欠かせないようです。現在はというと、Hey!Say!Junp!の有岡さんいわく「今はとても優しい」とか。





「ジャニーズのおかげで人生が豊かになった」「ひきこもりだったけれど、外に出る理由を作ってくれた」「ネガティブさがなくて純粋に楽しい」「友達が増えた」 ジャニーズつながりの友人からはいろんな声が聞こえてきます。

長きに渡って多くの女性ファンを魅了し続けるジャニーズ事務所。お値段以上の絶対に裏切らないステージや舞台には生きる活力をもらい、乙女心を取り戻すこともそうですし、笑いあり涙ありと書ききれない沢山のものを与えてくれます。

1962年の初代ジャニーズにはじまり今日に至るまで、ジャニーズを築き上げていただいたおかげで、とても幸せな日々を送ることができています。今後のさらなるご活躍とご発展をお祈り申し上げます。

(柚月裕実)