【画像】話題の「金沢」は変なものだらけの街だった!?

2015/2/19 23:40 鹿野ハル 鹿野ハル



こんにちは、変なもの大好き「いまトピ」編集部の鹿乃ハルです。

3月14日の北陸新幹線開業でいま注目の「金沢」。2月14日に「かがやき」初列車のチケットが発売25秒で完売になったというニュースも記憶に新しいですが、そんないま話題の「金沢」は、じつは変なものだらけというのをご存知ですか?街を歩けば、そこかしこで正体不明のオブジェたちと遭遇します。


駅前にある謎オブジェの中でもトップクラスの変なオブジェ。大きなやかんが半分埋まっているような。

後ろからみるとこんなかんじ。駅のビルのすぐ横にあるんですね。

これは、JR金沢駅東広場にある「やかん体、転倒する。」という彫刻作品で、高さ約1.7メートル、幅約2.4メートル、奥行き5.4メートルの巨大なやかんのオブジェです。


マカロン?ボタン??碁石???


足のような?紐のような?
金沢の繁華街「香林坊」にある「走れ」という作品です。
国分寺のゆるキャラ「にしこくん」にも似ているような。。


ナイフでパンを切っているようなオブジェも。


金沢の市役所前にもさらに強烈なオブジェが。
夢に出てきそうですね。子供が見たら泣き出しそうです。

正面からみると、人の顔が5つ並んでいるみたいで…こわいです。



ポ、ポスト!?
この謎の物体に「なんだか釘付けになりますよね…」「下からのアングル、いいですね…!何でしょうかあのじわじわくる微妙な存在感は…」といった声も。


駅前の大きなやかんといい、足といい、金沢駅までの道や街にはまだまだ正体不明のオブジェがあちこちにさりげなく置いてあり、金沢市内で遭遇する確立は高そうです。
ちなみに、大きなやかんは、金沢駅と金沢21世紀美術館を結ぶ「アートアベニュー」を彩ろうと開催された「金沢まちなか彫刻作品・国際コンペティション」で最優秀作品に選ばれた芸術作品です。



■神社やお寺にも!
ストリートビューでモザイク!?どうゆうことでしょうか?


うさぎのお地蔵さん!?しかも、直立しているうさぎの像も珍しいですね。
願掛け寺の香林寺は縁結びでも有名なお寺ですが、白い彼岸花の群生することでも知られています。庭にある十二支像の中から、自分と相手の干支を選び、3回お参りすると、思いが叶うといわれているとか。他の十二支の像も気になるところです。


他にも丸いボコボコしたボール上のものや、イカのような下がニョロニョロしたものや、大きなハスのオブジェなどなど。金沢は変なものしかなくておもしろいです。
丸いボコボコしたオブジェは、金沢駅近くにある「ヤンネ クリスチャン ブリックネン」というフィンランドの方の作品です。おおきな◯ンコみたいだ・・・と言われているとかいないとか…



■かわいいゆるキャラも、金沢にかかると!?
金沢の街では変なオブジェだけでなく、こんなものにも遭遇します。

金沢駅に突如現れた金色のだるま!?派手!!!
しかも、だるまなのに、超短い金色の手が本体からはえています。


正面から見ると、だるまに長い足!?なんだかシュールです。。


うしろも派手!!けっこうな達筆で「石川県」と書かれています。

このゆるキャラは新幹線開業をPRする石川県のゆるキャラ「ひゃくまんさん」。郷土玩具「加賀八幡起上り」がモチーフで、金沢の金箔や加賀友禅の模様、九谷焼の色彩を全体にあしらい、目やひげは漆黒の輪島塗を表現しているとか。ネットでは長い手足やその見た目で「かわいくない」など、賛否両論のようです。観光で金沢に行って、道でばったり遭遇したらびっくりですね。


いかがでしたか。金沢名物といえば、金箔、加賀友禅、輪島塗、九谷焼、和菓子など、金沢の歴史を感じられるしっとりしたものが多いですが、その印象とは正反対のファンキーなオブジェたちが本当の金沢の姿なのかもしれません。あの21世紀美術館といい現代アートを受け入れられる素地は十分あったのかもしれません。もはや金沢といえば、変なオブジェの街としか思えなくなってきました。


この春、北陸新幹線が開業したら、金沢の変なものたちを見にいってみては。
新幹線で金沢駅に着いたら、まずは大きなやかんのオブジェを使ってこんな写真を撮ってみたいですね。