美味しいお茶が飲める店めぐり：しもきた茶苑大山（下北沢）

2013/9/20 12:30 satomin satomin


９月にはいって暑さも若干落ち着いてきましたが、
猛暑の今年は、白茶の冷茶を水筒にいれて職場で飲んでることが多かったsatominです。

中国茶の白茶は熱を冷ますといわれていて、日本はもとより、中国でもレアなお茶です。
美肌にもよいといわれていて、化粧品会社や
お肌の曲がり角にいる女子、主に私が注目しているお茶なのです。

さて、日本では白茶はなかなか飲むことがありませんが、
暑い夏の日に心引かれるのは、
白い氷に色とりどりのシロップがかけられたカキ氷ではないでしょうか。
とくに大人の方々から不動の人気を得ているのが抹茶味。

もちろん普通の「抹茶カキ氷」ならどこでもあります。
でも、下北沢にある「しもきた茶苑大山」の「抹茶カキ氷」は一味違うので、
今日はそれをご紹介します！



しもきた茶苑大山は、日本に数名しかいない茶師十段をもつ大山兄弟の日本茶専門店。
その2階の喫茶で出すのが茶師十段のカキ氷です。

茶師十段ってなに！？と思われるかもしれませんが、
一段じゃなくて十段だし、日本に数人しかいないんだから
なにやら凄いってことはわかります。

Webの口コミや、雑誌や本などをみると、
やはり抹茶味が人気のようですが、
ほうじ茶ラテ好きとしてはほうじ茶味も捨てがたい。。。うむむ。



いろいろと悩んだ末、
私は無糖抹茶の白玉あずきをオーダー。
同行者にはほうじ茶の白玉あずきをオーダーしてもらいました。


店内の奥の壁一面にずらーっと並べられた
トロフィーや賞の数々からこのお店のすごさを伺うことができます。
店内に置かれたモニターで、
お茶の作り方の映像を見ていてしばらくたったころに、
お待ちかねのカキ氷が運ばれてきました。

無糖抹茶のカキ氷は白い氷の上に点てられたばかりの温かいお抹茶がかけられて、
登頂部がぺこっと凹んでいます。



「お抹茶は無糖なので、お好みで黒蜜をかけて食べてください」とのことでしたが、
点てたばかりのお抹茶がおいしくて、蜜はほとんどかけなくても美味しかったです！
添えられたあずきや白玉がこれまた美味。
甘くないカキ氷、ありそうでなかった大人の味です。

そして、ほうじ茶カキ氷も運ばれてきて、その光景にびっくり！
はじめに運ばれてきた無糖抹茶の1.5倍、普通のカキ氷の２倍以上の高さがあります！！



あまりの大きさに食べきれるのか不安を覚えるのですが、
ネットの書き込みなどをみると、
氷がフワッとしていて、キーンとなりづらいので、
これぐらいの量も意外と食べられるようです。
そして、事実食べられちゃいました。

無糖じゃないほうの抹茶カキ氷もこの大きさです。



平日の夕方に伺ったのですが、
あとから外国人を含めた５人程の学生のグループが来店してきました。
オーダーの際に「マッチャ」「マッチャ」と口々に言うので、
やはり外国でも抹茶味が浸透しているんだなとひとり納得。
でも、日本のカキ氷のデフォルトのサイズがこれだと思われてもちょっと困るな～と思うのでした。


ちなみに、「しもきた茶苑大山」さんでは、
夏場は整理券を出すほどの盛況ぶりですので、心して訪れてください。



帰りに１階のショップに立ち寄ると、
茶師十段のご両親と思われる方々がお店番をされてました。

とても親切な応対で、お茶を出していただきました。
2階ではほうじ茶がセルフで飲めたのですが、こちらでは煎茶でほっこりしました。
ここでは茶師十段のお茶なども購入できます。
カキ氷だけでなく、お茶屋さんの美味しいお茶もぜひお試し下さい。




では、
よいお茶を～。


◆Shop Data:
しもきた茶苑大山
http://shimokita-chaen.com/

・住所： 東京都世田谷区北沢2-30-2
・アクセス：
小田急線・京王井の頭線 下北沢駅北口徒歩2分

●1階　日本茶販売
・営業時間： 10：00～20：00
定休日： 原則として1月1日のみ（年始営業時間短縮あり）

●2階　喫茶室
・営業時間： 14：00～18：00
定休日： 不定休


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風の谷のお茶びと -Tea writer-

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