スズメバチの駆除で数万円なのにクマの駆除は☓☓円!?「この報酬ではやってられない」に同情の声が多数
人間の命を脅かすような存在の駆除は大切な役割です。動物との接触により死亡する原因となるのは、現代の日本ではスズメバチが最も多く占めていて、毎年20人近くの死者が出ているようです。
一方でクマによる被害も現在でも減ってなく、環境省の発表によると2023年度に被害に遭った人は219人(うち6人死亡)で、統計のある2006年以降で最悪の数字だったそうです。
そんな中、こんなニュースが報じられ、注目を集めていました。
猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町 #猟友会 #ハンター #クマ #ヒグマ #駆除辞退 #奈井江町 #北海道 #HTB北海道ニュース https://t.co/cfz4vfhJoC
— HTB北海道ニュース (@HTB_news) May 21, 2024
HTB北海道ニュースが報じたニュースによると、「空知(空知郡)の奈井江町では地元の猟友会が町から要請を受けてもクマの駆除に参加しない方針を明らかに」とのこと。
原因は、クマの駆除の要請を受けても「日当は8500円。発砲した場合は1800円が加算されて、最大で1万300円」という報酬の安さ。猟友会の方々は、他の仕事をしている中で急遽対応している訳で、命がけで参加して高校生のバイト並の報酬ではやっていけないということ。
他の自治体に目を移すと「札幌市ではクマ出没を受けた出動で1回2万5300円、捕獲・運搬した場合は3万6300円が支払われ」ということで、自治体によって大きな報酬の差があることも原因のようです。
そんな中、このニュースを受けて…、
スズメバチの巣の駆除でさえ数万円が相場なのに…熊で8500円はない
— きりと@精神科医 (@MvY4ph7LgfozzCl) May 22, 2024
民間に頼るのやめて公務にした方がいいんじゃないか https://t.co/5L6F095eIo
「きりと@精神科医 (@MvY4ph7LgfozzCl) 」さんが、
「スズメバチの巣の駆除でさえ数万円が相場なのに…熊で8500円はない
民間に頼るのやめて公務にした方がいいんじゃないか」
とポストしたX(旧:Twitter)が話題になっていました。。
この投稿を見たXユーザーからは、こんな声があがっていました。
・8500円で熊と命がけで戦え、といわれてもね。しかも銃や実弾は自分持ち。
・命懸けの危険な任務なのに、一万円以下って流石に馬鹿にしすぎだろう。やっぱりスポンサーを付けるべきか?
・まあ最低限いくらなんでも5万くらいは出すべきでしょうね
・くまの駆除は10万相場でいいと思うけど。
命の危険あって8500円は絶対無理でしょ。
1桁足りない😂
猟友会も10万って提示していいとおもう。
10万ぽっちで命守ってもらうなんて安いもんでしょ。
そういうとこにちゃんと税金投入しろよ。
・警察官にやらせろな話あるけど、体長2m50cm超え、体重250〜300kgクラスがゴロゴロ居る日本最大の猛獣ヒグマに対して認識が甘いんじゃないかい?警官の拳銃なんてマメ鉄砲だし、前足で軽く撫でられただけで爪で肉を削がれて即死レベルだぞ?俺なら10万でもやらん。保険も下りるか分からんし。
このように、8500円で命をかけてクマから村を守れといわれても、しかも、専門職でもないのに安すぎるという意見がほとんどという状況でした。税収が厳しいのもあるでしょうが、自治体はなんとか住民の安全確保のため最善を尽くしてもらいたいものです。
(いまトピ編集部:クロスブ)