60歳まで「食パンを型に詰める作業」だけして小バカにされていた人が定年で退職した結果…→ネット民「すごいなあ」「素晴らしい」
端から見ると簡単そうに見えても、実は熟練した技術がないとできないことって沢山ありますよね。特にものづくりの職人さんの仕事は単純作業に見えても、素人には絶対に真似できない技術が詰まっています。
Twitterでは、こんなツイートが注目されています。
別業の話。
— モデルあい子。モデルアイコン公式。 (@komumodel) October 20, 2021
中学を卒業して、
16歳から60歳まで
「食パンを型に詰める作業」だけしてくれていた方がいましてね…
みんな小ばかにしていたけどその人、ずっとそれを果たしてくれました。
定年で退職されて(当時延長雇用は無かった)、事件が起きます。
「味が変わって戻らない…」
大切な技能でした。
「詰めるだけでなんでそんな給料持って行くんだ」とかささやかれていたのは知ってます。
— モデルあい子。モデルアイコン公式。 (@komumodel) October 20, 2021
でも、本当に大切な仕事をなしえてくれていました。
当時は延長雇用は無く、「疲れたからゆっくりするよ」と言って最後に握手させてもらえた記憶がよみがえります。
あのなめらかな手さばき、
— モデルあい子。モデルアイコン公式。 (@komumodel) October 20, 2021
たまに思い出して手マネすることがるんですけどね。
あのリズム、見事だったんだなぁ・・・
8時間以上、それしか動かないんだけど。
田辺さん
凄い人でした。
投稿者さんによると、中学を卒業して16歳から60歳まで「食パンを型に詰める作業」だけしてくれていた方がいて、皆は「詰めるだけでなんでそんな給料持って行くんだ」と小ばかにしていたそうです。しかし、定年で退職して「味が変わって戻らない…」という事件が起き、大切な技能であったことに気付いたそうです。
この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。
分かる、ものづくりって目に見えないところに物凄く大切なコツや技術が存在していますよね。ウチの会社(機械製造業)でも、定年でベテランが辞めた時、不良が多発したり、製品の修理が出来なくなって社内がパニックになったって昔話を聞いたことあります。
— gokai (@gokai_p) October 20, 2021
昔勤めていた製造現場で、ある年代の方々が会社方針とぶつかった事が原因で、次々とお辞めになった後、不良品が有り得ない頻度で出るようになり、低下した品質が戻らず取引先を失い、経営側が慌てていたのを思い出しました。素晴らしい技術者ほど息をする様に仕事をしておられました。
— あめのじ (@bellinger10231) October 21, 2021
銀座木村屋さんのあんぱんはそれぞれの工程にマイスターさんがいると会社の偉い方にききました
— 桃栗3年タクシー7年😗1日1回「ファミマを右で」 (@SzRgRWvAc0Vqc6k) October 21, 2021
それぞれの職人技に敬意を払い誇りを持ってる様子が伺えて、それであの万人に愛される味にさなんだなぁと納得しました
大事なのはそういうことなんですよね
心にしみるツイートありがとうございます
昔、郵便局で内務の仕事をしてた時に再雇用されてたお爺さんがそんな感じでした。。😂、どんなに地味な仕事、雑用でも極めて職人芸に昇華させるような人に私もなりたい!!
— ロック02@中華圏好きサバゲーマー (@rockwright4649) October 20, 2021
町工場の技術ってにわかには出来ません。
— tonchan (@tonchan0609) October 20, 2021
PCの計算上では出来ても、材料の特性を知らなければ実際には作れません。
素晴らしい
— みっきー (@oreore390) October 21, 2021
野中郁次郎先生の言われる暗黙知そのものですね
形式的は箱詰め作業でも、身体的には熟練の技なのでしょう
僕もそのような作業ができるように魂込めて作業もするよう心がけています
換えは効かない、複数人で回す、若手を育てる
— てっつぁん (@365NightWalking) October 20, 2021
すべて当てはまってグサグサくる
仮に誰かに引き継いでも久しぶりに戻ったらカオスになっていて時を戻すのがしんどい…
簡単そうに見えて、実は熟練した技にささえられてることってたくさんある。しかも、そのシンプルなことを変わらずやり続けるというのが、至難の業だったりする。
— kayokohcha (@kayokohcha) October 20, 2021
いつだって失ってから大切な存在に気づくのでござる〜ww
— よくわからな隠者 (@wakara9ja) October 20, 2021
いつだって失ってから大切な存在に気づくのでござる〜ww
— よくわからな隠者 (@wakara9ja) October 20, 2021
青バナナを黃バナナにするバナナ職人(室職人)さんも今はいないようです。オートメーション化が進んでいますが、それでも不良品(軸が腐れていたり、青いままのものなど)が毎日のように入荷されます。原体の状態が違うので完全な管理は不可能だからこそ、昔の職人の腕前に敵わないのかもしれませんね🍌😊
— 八㍍百㍍富㍍。 (@yao_tomi) October 21, 2021
パン焼きって🍞🥖🥐酵母(生き物)を相手にする作業ですからね。同じように作っているつもりでも、その日の温度、湿度、作り手の体調、酵母のコンディションの一つ一つでガラリと変わってくる。この田辺翁はこの仕事を、途方もなく長い時間をかけて習得した感覚で、こなしていらしたんでしょうね。
— ちぇん (@maminum) October 21, 2021
そういう人に限って謙遜するというか、『誰でもできる仕事だよ』って言うんですよね。何を仰るうさぎさん‼️って感じです笑
— ちべたん (@SmileJunkie98) October 21, 2021
同じような仕事をしてるのですが、最初は「簡単そうだな」と思っていたのですが、同じことを毎日全く同じようにするのは大変です。型に詰める作業も腰や腕に負担がかかるし結構しんどいです。
— ときたん(ときまる)(ときのすけ) (@shinya10271) October 21, 2021
ほんとに凄いことです。尊敬します。
また一つロストテクノロジーが…
— ハニトー (@honeytoast5589) October 20, 2021
研究心があったのでしょうね、要点とコツは継承されず、、、
— ドクダミ茶 (@dokudamicl60) October 20, 2021
パッと聞くだけだと「それくらいのこと」と一蹴してしまいそうなことでも時間をかけて得た技術って大事なんですね…すごいなあ
— どんぐり【モリノオトシゴ】 (@Acorn_392) October 21, 2021
それを16歳から60歳まで続けられるというのも凄い事ですよね!!かっこいいです✨
— 水姫 (@butter_fly1741) October 21, 2021
こういう職人さんがいなくなってはじめて、その高い技術に気付かれることが多いんですね。たしかにパン作りって一筋縄ではいかない作業なので、長年の感も必要としていたに違いありません。
(いまトピ編集部:ヤタロー)