できたてポップコーンでQOLが爆上がり!電子レンジで簡単・贅沢おやつタイム

2021/9/8 19:35 明菜 明菜



「映画館でポップコーンを買って、映画を見ないで帰る不審者」に心当たりがある方、ごめんなさい。それ私です。映画館やディズニーランドで食べられる、あったかいポップコーンが大好きなんです。

しかし、できたてポップコーン至上主義の私としても、毎日1時間もかけて自宅と映画館を往復するのはちょっと無理……。コロナ禍で外出を控えたい時期にやることでもありません。そこで画期的なアイテムを入手しました! ポップコーンメーカーです!



スーパーで買える種をぶち込んで電子レンジでチンするだけで、アツアツのポップコーンができてしまう優れもの。できたてはパリパリで美味しいし、しかも安い! マイクポップコーンなど既製品も美味しいけど、死ぬほどポップコーンを消費する私のような過激派なら、自宅で作ってしまうのもアリですね。

電子レンジで簡単に作れるのですが、意外と加減が難しく、失敗すると黒焦げになります。かといって、加熱が足りないと弾けない種が残ってしまい、食品ロスの問題も。『maruhiroポップコーンメーカー』を買ってから毎日のように使っており、テストにテストを重ねたので、自宅で上手にポップコーンを作る方法を紹介します!

◆maruhiroポップコーンメーカーを使う手順

まず、ポップコーンの種を用意します。種なのか豆なのか、何と呼ぶのが適切なのかよくわかりませんが、それはまた別の機会に。

ポップコーンの種は、スーパーや百均で購入できます。下の写真のはダイソーで買いました。100グラム100円前後が相場かな。ダイソーのは200グラム以上なのに108円だったので、かなり割安です。でもうまい。



お菓子や乾麺、レトルト食品の売り場にあることが多いかな。

種も複数のメーカーのものを試しましたが、味の違いはそこまで感じませんでした。が、開封した直後が一番香ばしくて美味しく、数日、数週間と空気に触れる時間が長い種ほど美味しさがダウンする感じがします。なので、美味しさを求めるなら100グラムなど短期間で使い切れる少量パックがおすすめ。Amazonでは1キロなど大容量格安パックも見かけますが、これは家庭用より業務用じゃないかな。



それでは、maruhiroのポップコーンメーカーに種を入れていきます。底に丸い二重線があり、内側が30グラム、外側が60グラムと計量ができます。しかし、30グラムでもかなり多かったので、私はさらに少量で入れています。過激派といえど、食べるのは私1人ですし。

少量のほうが失敗しにくい、というメリットもあります。一度に30グラム入れたときは熱が均一に伝わらず、弾けずに残った種も多かったし、逆に加熱されすぎて焦げて苦くなったポップコーンも多く、もったいなかったんですよね。少量にしてからはロスが減ったので、まずは少しで試してみるのが初心者向け。



次に、油と塩で味付けします。油なしでも弾けるので、低カロリーなポップコーンも作れます。

なお、オリーブオイルとごま油を試しましたが、私ごときの舌には味の違いがわかりませんでした。「油なら何でも良いんじゃない?」ということで、今はサラダ油に落ち着いています。高級路線ならバターなんかも合いそうですね。



塩は多めくらいが丁度いいです。種が弾けると体積が40倍くらいに膨れるので、それを見越して多めにかけておきます。

ちなみに塩なしでもポップコーン自体は作れますが、緩衝材を食べているみたいな虚無になります。後でキャラメルやコンソメなどフレーバーをつける場合は味つけなしでも構いませんが、王道の塩味ポップコーンを作るなら、塩は振っておくべし。



水平に円を描くようにポップコーンメーカーを振って、種に油と塩を馴染ませます。

ここまでできたら、蓋を閉めて電子レンジにイン! 600Wで2分50秒が、試行錯誤して見つけたベストタイムです。ただし、電子レンジによって性能の違いがあるので、ベストな時間はテストあるのみですね。目安として、600Wなら3分前後には落ち着くと思います。



加熱中、「ボンッ、ボボンッ」と弾ける音がしてきます。盛り上がりのピークが過ぎたら電子レンジから出したほうが良いです。やりすぎるとすぐ焦げるんですよ……。



ポップコーンメーカーがはちゃめちゃ熱くなっているので、電子レンジから取り出すときはミトンや鍋つかみを付けて触りましょう! 私は特殊な訓練を受けているので爪の先端で持てますが、おすすめしません。皆さんは火傷しないように気を付けてくださいませ。



以上でポップコーンのできあがり! 味をつけたい人は、パウダーをかけて全体を混ぜるなど工夫を。私は塩味が一番好きだし、アツアツを食べたいので、フタを開けたらすぐに食べ始めます!

◆上手にポップコーンを作るコツ


maruhiroポップコーンメーカーを使ってみて、上手に作るには種の量がポイントだと思いました。とにかく少なめが作りやすいです。焦げたり、弾けなかったりといったロスが少なく、全体を美味しくいただけます。

種の量が多いと、おそらくレンチンにムラができるのでしょうね。加熱されすぎたところは焦げ、あんまり加熱されないところは弾けず……で、食べられない部分が多くなってしまいます。少量のほうが、こうしたムラが少なく作りやすいです。ただし、あくまでも私の家にある電子レンジで実験した結果なので、高性能なレンジを使えば結果は変わってくるのかも?

それから、種の価格によって弾けやすさや美味しさが変わるとも思わないです。ダイソーの種も成城石井の種も同じような味でした。

◆あったかいポップコーンでQOLが上がった!



『maruhiroポップコーンメーカー』はシリコン製で、たたむと薄っぺらくなります。収納しやすいのも良いですね。買うときにガラス容器のポップコーンメーカーと迷ったのですが、小さな食器棚に押し込めるのでこちらにしました。

私はほとんど在宅で仕事をしているので、仕事の合間にあったかいポップコーンを食べられるようになって、QOLが爆上がりしました。好きなものを好きなときに食べられるのは最高の贅沢です。

赤い容器からそのまま食べられたり、食洗器で洗えたりするのも良いですね。これは現代人に必須のアイテムでは?

私ほどの偏執狂および過激派は少ないとしても、「家で映画見てるとポップコーン食べたくなるなあ」と感じる人は、結構いらっしゃると思います。何より、自宅でポップなコーンが作れるなんて楽しい! 皆さんもぜひ、ポップでコーンな日々をお過ごしくださいませ。