スマホのアプリで鍵を開けるトヨタの無人貸出レンタカー「チョクノリ」、山奥でドアが開かなくなり…→ネット民「酷い」

2021/8/5 12:25 ヤタロー ヤタロー


トヨタの無人貸出レンタカー「チョクノリ」は、専用アプリを使ってレンタカーの予約、解錠・施錠、精算ができる、無人貸出サービス。クルマが駐めてあるステーションへ出向き、スマホでクルマの鍵を開けて乗りこめるので、とても手軽です。でも、ちょっとした落とし穴があるようです。


Twitterでは、こんなツイートが注目されています。




投稿者のKenn Ejimaさん (@kenn) は、チョクノリで借りたクルマが、飛騨の山奥で突然Bluetoothに接続できなくなりドアが開かなくなったそう。機械的にドアは開けられたものの、セキュリティ機能で瞬時に自動でロックがかかり、エンジンをかけることができなかったそうです。バッテリー切れではなくBluetoothレシーバーの故障の可能性が高いとのこと。

トヨタの窓口からは「車はこのまま引き取ります。そこからの移動はタクシーなり電車なりご自身で何とかしてください。近くのトヨタレンタカー系列でヘルプなどもできません。ではレンタカーのご利用は本日までということで、契約終了となります」と言われ、飛騨山脈のど真ん中で放り出されてしまったのだとか。

その後、トヨタから電話があり「故障等が貸渡前に存した欠陥・不具合〜に起因する場合は、借受人は当社から代替レンタカーの提供を受けることができる」という案内漏れがあったということで、全額返金となるそうです。


この投稿を見たTwitterユーザーからは、こんな声があがっています。


















スマホが故障したわけではなく、車載のBluetoothの受信器がトラブっているようですので、利用者にはまったく落ち度はありませんよね。たとえ原因がユーザーのスマホの故障したとしても、遠隔操作によるロック解除などに対応していないのは問題がありますよね。

こうしたトラブルに対して、利用者に「そこからの移動はタクシーなり電車なりご自身で何とかしてください」というチョクノリ側のの対応も疑問です。もし冬の飛騨地方だとしたら、命の危険にさらされる可能性もあります。最低でも、代車や移動費、現地での宿泊費などを負担するのは当たり前だと思うのですが…。



(いまトピ編集部:ヤタロー)