実力派から制服系まで♪2016年注目のK-POPガールズグループまとめ10!

2016/9/29 11:00 西門香央里 西門香央里




もうすぐ10月。あっという間に2016年も終わりに近づいてきました。今年の韓国の音楽業界は女性歌手やグループの活躍が目立ちました。「ガールズ旋風」と言ってもいいくらい、音楽番組や音楽チャートの上位を、女性ばかりが占めるといった具合。

とくに今年目立ったのが、GFRIEND(ヨジャチング)をはじめとした制服のような衣装や、TWICEのようなチアガールをイメージした衣装を使った「健康的」なグループ。今までセクシー系ばかりで辟易してたのでしょうか…そういったセクシーさを余り感じさせないグループに一気に火がついた感じでした。

今回は2016年に活躍したガールズグループをまとめて紹介してみたいと思います。大御所から、デビューしたばかりの話題の新人、そして人気爆発中のヨジャチングを代表とした「制服系」まで、よりどりみどりですよ♪あなたの好みはいますか?


■いろいろありました…「大御所」

Wonder Girls

▼Wonder Girls「Why So Lonely」

K-POPのガールズグループの大御所「Wonder Girls」。デビューから9年という流れの中で、メンバー脱退、活動休止などを経て、4人体制で2015年に活動を再開しました。今年リリースした「Why So Lonely」の動画は現時点で1800万回の再生数で、人気も復活しました。


■デビューしたてなのに大物感「新人」

I.O.I

▼I.O.I「Dream Girls」

101人の練習生の中から選抜されたグループ「I.O.I」。事務所混合グループということもあり、他のグループにはない、個性豊かなメンバーがそろっています。特に15歳だというソミは、中学生とは思えぬ色気…。期間限定ユニットだったため、今年で解散するとのこと。残念!

BLACKPINK

▼BLACKPINK「BOOMBAYAH」

BIGBANGの所属事務所、YGエンターテインメントが2NE1ぶりにデビューさせた女性4人組のグループ「BLACKPINK」。他のガールズグループとは一線を画す存在感と音楽性は、さすがYGと言った感じで天晴れの仕上がりです。デビュー早々1位を獲得したりと、今後が楽しみなグループですね。


■ハンパない歌唱力!「実力派」

MAMAMOO

▼MAMAMOO「You're the best」

ガールズグループの今年の顔といっても過言ではないのが「MAMAMOO」!とにかく、歌唱力がハンパない!韓国のアイドルたちには歌のうまい子達が多いですが、彼女たちはスバ抜けています。「You're the best」が今年ヒットし、一気にブレイク。曲の良さもあいなって、いま一番注目のグループになりました。今年開催したソロコンサートは即完売したとか。

SPICA

▼SPICA「Secret Time」

この「SPICA」も歌唱力がハンパないグループ。音楽番組で彼女たちの歌を聴いて、あまりのうまさに驚きました。調べてみると、それぞれがボーカルトレーナーをやっていたり、「スーパースターK」出身だったりと、歌唱力には定評のあるグループのようです。とにかく、MVを見てみてください!本当にうまいです、個人的に注目しているグループです。


■みんな大好き?「制服系」

GFRIEND(ヨジャチング)

▼GFRIEND「Rough」

「制服系」の代表といったら、「GFRIEND(ヨジャチング)」!まさに制服系の代表格。今年は29冠を取ったりと、出たら負けるとこなしの人気です。今までセクシー系ばかりだったK-POPのガールズグループの流れを、ヨチン(ヨジャチングの呼び名)が一気に変えたといってもいいくらいかも…。

LOVELYZ

▼LOVELYZ「Destny」


「LOVELYZ」も「制服系」グループのひとつでしょうか。上にあげた2グループよりはやや「お姉さん」なイメージ?「Destny」は、最近のガールズグループには珍しい、マイナーメロディーの曲。繰り返されるリフレインが昭和生まれの筆者にはなんとなく懐かしく感じて…。一度聞いたら耳に残るくらい良い曲です。


■元気いっぱい「チア系」

TWICE

▼TWICE「CHEER UP」

制服系につづき、今年人気があったのが「チア系」でしょうか。その代表格といったらやっぱり「TWICE」でしょう!デビューしてから、ぐいぐいと人気を上げ、「CHEER UP」では人気を不動のものにしました。サナの歌のパート「シャシャシャ♪」が流行るほど!彼女たちのいいところは、なんといっても一緒に歌ってみているだけで元気になれるところ。

LABOUM

▼LABOUM「Shooting Love」

「Shooting Love」がまさに「チア系」と言った感じだった「LABOUM」。サブタイトルにもなっている「ぴょんぴょん(푱푱)」がインパクト大!聞いて見ているだけで元気が出る曲で、ついつい一緒に「ぱんやぱんやぱんや」ってやっちゃいます。サビの部分の振り付けのハートを射るしぐさにキュン!としちゃいますよ。


■誰ともかぶらない「個性派」

Red Velvet

▼Red Velvet 「Russian Roulette」

SMエンターテイメントのグループの「Red Velvet」。そこはさすがと言った感じでビジュアルも音楽も実験的で最先端、まさに「個性派」。でも、ちゃんと大衆性を踏まえているところが彼女たちの良いところですね。去年の「Dumb Dumb Dumb」にもド肝を抜かれましたが、今回の「Russian Roulette」もすばらしい!

☆☆☆☆☆☆

ここまで一気に紹介してみました!今年は本当にガールズグループの当たり年で、とにかく出す曲のレベルが高く、どれも耳に残る曲というのが強かったように思います。また、セクシー系から、ヨジャチングやTWICEのようなヘルシー系のアイドルに人気が移ってきたこと、MAMAMOOのような実力派が台頭してきたことも、今回のガールズ旋風には大きかったと思います。

今までK-POPはなかなかガールズグループが売れなかったので、来年はこのグループがどうなるのか、気になりますね、これからもっと面白い展開になりそうな予感がします♪

それでは、また!アンニョ~ン♪

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(西門香央里)