妻の不倫相手は若い美人?「登場人物俺以外みんな美女」ジョニデの奇妙な離婚劇

2016/6/9 20:00 星子 星子



ジョニー・デップ(52)とアンバー・ハード(30)の離婚騒動が泥沼化して、話題になっています。離婚を望んでいるアンバーは、ジョニーからDVを受けていたと痣のある顔をさらし、裁判所に接近禁止命令まで申請していますが、ジョニー側はまだ彼女に未練があるとの情報も……。映画『ラム・ダイヤリー』での共演をきっかけに道ならぬ恋に落ちてジョニーからの熱烈なアプローチで結婚し、所有する島にアンバーの名前をつけてるほどの熱愛ぶりで、仲良く日本にも来日した2人に、いったいなにが起こったのでしょうか?


■離婚の原因は夫のDV?妻の不倫?憶測飛び交う……

ジョニーの友人などからは「彼は女性に暴力をふるうような人間ではない」といった声もあがっていますが、インターネット上では、かつて彼がアルコール依存症であったことなどからDVを疑う意見や、「14年連れ添ったパートナーと2人の子供を捨てて若い女に走ったからだ」と冷めたコメントも見受けられます。渦中のアンバーは、ジョニーと結婚する前には、写真家のターシャ・ ヴァン・リーと同性結婚もしており、バイセクシャルでもあることを公言しています。



ジョニーとの間に2人の子供を設けた元パートナーのヴァネッサ・パラディ(43)や、実の娘であるリリー・ローズ(17)はジョニーを擁護しているようですが、一部報道では、ヴァネッサは、かつて自身もミューズとしてイメージモデルをつとめた『シャネル』の顔として、モデルデビューをはたした娘のイメージに傷がつくのを恐れ、ジョニーを庇っている、という見解もあるようです。



同時に今回の離婚騒動では、アンバー側の不倫も取りざたにされています。その“妻の不倫相手”と噂されているのが、30歳のアンバー・ハードよりさらに若く、まだ美少女といっても良い雰囲気の売れっ子モデル、カーラ・デルヴィーニュ23歳です。



過去記事、「あなたは誰派?ロリータ系美少女揃いのジョニー・デップ歴代彼女」でもご紹介しましたが、人気俳優になってからのジョニー・デップの主な元彼女は、ウィノナ・ライダー、ケイト・モス、ヴァネッサ・パラディと、見るからに繊細そうで顔の小さなロリータタイプで、華奢なモデル体型と中性的な魅力で女性にも大人気でした。しかし、同じく美女とはいえアンバーは見るからにワイルドな肉食系で、体系も成熟しグラマラスなイメージです。

むしろ過去の恋愛遍歴を見ると、ルックス的には、妻より恋敵のカーラの方がジョニーの好みなのではないか? と思ってしまう、性別を超えた複雑な関係性です。今回は、そんな懐かしの元恋人を含めた、そんなジョニー・デップを取り巻く美女たちをまとめてみたいと思います。




■ジョニー・デップの主な女性遍歴を振り返ってみる

訴えられてなおアンバーに未練があると言われるジョニー。なんとなく、若い恋人に捨てられかけた中年男のような切ない印象ですが、若かりし頃の彼はハリウッド屈指の美青年で、名だたる美女と浮名を流したモテ男でした。そんな彼の華麗なる恋愛遍歴を振り返ってみたいと思います。

ちょうどジョニーが売れっ子になった1990年頃から交際を始め、1993年に破局した、女優のウィノナ・ライダーとのロマンスは、日本でも注目の的でした。1986年の『ルーカスの初恋メモリー』で映画デビューしたウィノナは、ボーイッシュなショートヘアと華奢なボディ、黒く輝く大きな瞳……オリエンタルな美貌で日本男児にも大人気で、ジョニーは当時17歳のウィノナに一目惚れして、5ヶ月で婚約してしまいます。



その美貌もさることながら、繊細に整った顔立ちに似合わぬ影のある佇まいも魅力的で、男の子のように活発な表情をしていても、どこか守ってあげたくなるような頼りなさが特徴的でもありました。演技力にも定評があり、1990年には『恋する人魚たち』でゴールデングローブ賞・助演女優賞にノミネートされ、若くして数々の話題作で主演を勤めました。



正統派美形なのに個性的な容姿、繊細で尖った雰囲気、ヒッピー的で不安定だった生い立ち……ジョニーとウィノナは兄妹のようによく似たカップルでした。ジョニーは永遠の愛を誓って腕に「ウィノナ・フォーエヴァー」と刺青を施しますが、1993年には破局してしまいます。ウィノナは後のインタビューで「当時は2人ともまだ若くて、恋愛を成就させるには未熟だった」と語っています。



次にジョニーが恋に落ちたのは、不健康で退廃的な美しさを表す“ヘロイン・シック”という言葉を流行らせたほどスリムで顔の小さなモデルケイト・モスです。ケイト言えば言わずと知れたイギリスのトップモデル。特に若き日のケイトは、無垢な瞳が愛らしいガーリーな美少女です。



少し目と目が離れた小さな顔は典型的なドール・フェイス。未成熟でピュアな魅力を醸し出しながらも、媚びの無い飄々とした表情がザ・ブリットガール的なクールさで、現在のジョニーの恋敵、カーラに通じる雰囲気も感じます。



元フランス大統領、ニコラ・サルコジ夫人のカーラ・ブルーニと撮ったセミヌード写真では、同性愛的ニュアンスを感じる意味深な一枚です。成熟した魅力のカーラ・ブルーニと並ぶと、幼さすら感じるいたいけな雰囲気が際立ちます。



■ほぼ元妻、事実婚状態だったヴァネッサ・バラディ

ケイトと別れて傷心のジョニーの前に現れた次のお相手はヴァネッサ・パラディ。10代前半から小鳥のような愛らしさと舌足らずな甘い囁き声で、セルジュ・ゲンズブールやレニー・クラヴィッツをはじめ、数々のビックアーティストを魅了した、伝説のフレンチ・ロリータです。



後にジョニーはその出会いについて

「部屋の向こう側に一人の女性の背中が見えた。そして、その背中とそれについている首の形に、僕は魅了されてしまった。まるで美しい彫刻のようだった。そして振り返り、美しい顔が見えた。その瞬間から、僕は彼女の虜になっていた」

と回想しています。



1998年より14年間連れ添った2人は、1999年に長女リリー・ローズを、2002年4月9日には長男ジョン・クリストファーを出産。未入籍の事実婚カップルではありましたが、美しく理想的な家庭として羨望の眼差しを浴び続けました。

結局ヴァネッサとは未入籍でしたが、理由に対して、ジョニーは「もし、ヴァネッサがそうしたいなら、しない理由はないよ。でも、彼女の名字を台無しにするのが怖いよ。彼女は素敵な名字を持っているからね」と語っています。しかし、2児をもうけたヴァネッサと未入籍で、アンバーとは熱烈なアプローチの末に派手に結婚式をして、こんなにも早く離婚騒動とは、皮肉なものですね。




■ジョニデとプラピ両方と付き合った羨ましすぎるジュリエット・ルイス

上記の3人が、アンバー以前のジョニーの元パートナーとして有名な面々ですが、2016年1月には、かのレオナルド・ディカプリオの出世作『ギルバート・グレイプ』で共演したジュリエット・ルイスとイベントで偶然再会したことで話題になり、肩を組む2人の写真は「ジョニー・デップ、元彼女と再会」という見出しで報道されました。



ジュリエット・ルイスと言えば、1991年公開サスペンス映画『ケープ・フィアー』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた実力派で、若い頃にプラッド・ピットと同棲するほどの真剣交際をしていたことでも有名な、キュートな個性派女優でした。



日本ではジョニー・デップとの交際はあまり知られていませんが、この世にジョニー・デップとプラッド・ピット、両方と付き合った女性が存在すること自体が驚きですね! しかもそれが、誰もが認める美人女優やスーパーモデルではなく、男の子のようなファニーフェイスと演技力の高さで人気を博していたジュリエット・ルイスというのも、女性からの好感度が高そうです。



ジョニーの好みのタイプが“壊れてしまいそうに繊細な女性”であったせいか、ジョニーがあまりに男前すぎて別離のショックが大きいのか、別れた後に元彼女が精神的に不安定になるケースが多く、プラッド・ピットも、元妻のジェニファー・アニストンなど、別れた後、元恋人に深い傷を残すイメージがあります。仮に、どこかのパーティーでウィノナ・ライダーとジョニー・デップが再会しても、こんなにさり気ない写真で再会を喜ぶ姿はとても想像できません。その点、ジュリエット・ルイスからはあまり深い執着は感じられず、そんなサラリとした性格も、ハリウッド2大イケメンに愛された秘訣かもしれませんね。




■一方、恋敵カーラ・デルヴィーニュとは?

一方、妻のアンバーとの関係をジョニーが嫉妬したと言われるカーラ・デルヴィーニュとは、どんな女性なのでしょうか? カーラは1992年イギリス生まれで、祖父はイングリッシュ・ヘリテージの会長という名家出身のお嬢様です。『バーバリー』の秘蔵っ子として人気モデルの階段を駆け上がり、2012年には『シャネル』のクルーズでオープニングを飾る売れっ子に成長します。

アンバー同様バイセクシャルで、かつては同世代の男性……英国の人気ボーイ・バンド『ワン・ダイレクション』ハリー・スタイルズと交際していたこともあるものの、その後は、女優のミシェル・ロドリゲスやシンガーソングライターのセイント・ヴィンセントといった、女性との交際が有名です。



また、モデル・キラーとしても有名なモテ男、レオナルド・ディカプリオに口説かれて「歳をとりすぎている」という理由で袖にしたことも話題になりました。女優のクリステン・スチュワートや、歌手のマイリー・サイラスにも通じることですが、バイセクシャルを公言している女性が男性と交際する際は、“自分と同等かそれ以上に美しい男性”を選ぶことが多いように思えます。“甘えたい”という女性的な欲求より、“若く美しい人が好き”という男性的な欲求が勝つタイプなのかもしれませんね。

もしジュニーとアンバーの離婚は決定的なものだとしたら、アンバーにとってジョニーはもはや“歳をとりすぎて”しまったのでしょうか?




自分を訴える妻のアンバー・ハード、擁護する元パートナーのヴァネッサ・パラディと娘のリリー・ローズ、アンバーの不倫相手とされる恋敵カーラ・デルヴィーニュ……。もはやジョニーにとって「俺以外登場人物みんな美女」と、羨ましいのかなんなのかよく分からない状況です。



ジョニー・デップのDV疑惑の行方とともに、アンバーとの破局が決定的になった後、モテ男ジョニーが次はどんな相手を選ぶのか、アンバー・ハードとカーラ・デルビーニュの美しすぎるレズビアンカップルの恋の行方はどうなるのか……ジョニー・デップの離婚劇はいろいろな意味でまだまだ目が離せない状況が続きそうです。



【参考】

  ※ Costars and Former Couple Johnny Depp and Juliette Lewis Reunite at an LA Gala - POPSUGAR


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(星野小春)