【画期的】会社までヒッチハイクで出勤してみた

2016/2/2 16:47 大住 有 大住 有



毎日毎日満員電車に揺られ、痴漢冤罪や電車遅延に怯えながら通勤するのはもうまっぴら!
しかし、自家用車で通勤なんて、そんなセレブな行動は東京圏では木っ端の勤め人には許されない贅沢!

はっ!?

そうだ!


会社に行こう!



ヒッチハイクで!


と、いうわけで、電車の混雑が大嫌いな私、大住「車がなければヒッチハイクすればいいじゃない!」の精神で、会社までヒッチハイクで出勤してみることにしました。

電車で向かえば家から会社まで1時間10分くらいのところ、車で向かえば50分ですからね!

お金もかからず、時間も電車で行くより早いってなったら、これはもうヒッチハイクで通勤するしかないですよね!!


さあ、道行く車よ!



(江古田駅前、車通り0)
僕を職場まで連れて行っておくれ!!



▼▼▼ヒッチハイク開始▼▼▼


とりあえず江古田駅前(最寄り駅)はまったく車が通らないので、早々に諦めて近くの車通りのある場所に移動してヒッチハイク。



(8:20開始)

通勤時間帯ということもあり、バンバン車が行き交ってます。


しかし、あれですなぁ。

予想していたものの、


(スルー)


(スルー)


(スルー)

誰も停まるどころか目線すら合わせてくれませんな



(目線)


(目線)


(目線)

通行人はめっちゃ目線をこっちに送ってくるのにね!


まあ、「江古田→田町」なんて「お前そんなことしてる間に電車で行けよっ!」って距離ですからね(電車だけなら50分くらい)。

ヒッチハイクにしては距離近すぎでヒッチハイクと認識されていないのかも知れません。

しかも、通りすがりの人の冷たい目線のせいではありませんが、この日、東京は予想最高気温が5℃と、大寒波襲来な日

時間がかかるだろうと普段より厚着してきたのですが、2時間も経つと……


カメラの精「すいません。指がかじかんでカメラのシャッター押せなくなってきました」
大住「ボクも、顔が動かなく、なってキテ、さっきから、スゴい、無表情で、ヒッチハイク、してル(寒さで口が回らない)」


(寒さで顔こわばる)

このままでは会社に到着する前に病院に直送されてしまうので、出勤途中ではありますがカフェで休憩を取ることに。


つか、出勤途中で休憩て!!


カメラの精「僕、通勤なめてました……。会社に行くってこんなに辛いもんだったんですね……」
大住「ごめんね……。今日、ここまで寒くなると思わなくて」


▲急性しもやけ?状態で、急に温められてアレルギーみたいにポツポツ赤くなる僕の手(かゆい)

カメラの精「いや、大丈夫です。撮影…楽しいですよ……でもすいません…ちょっとだけ……寝ます( ˘ω˘)スヤァ(温かさと体力の限界で寝落ちした)」


ま、負けるもんか!!


とりあえず体が動く程度まで休憩し、



ヒッチハイク再開!!


……。

…………。






雨降ってきた


……。


神よ!僕が一体何をしたというのだ!!
(ヒッチハイクで出勤しようとしたけど)


この寒さで雨て!!

普通に死ぬわ!!


しかし、ここで諦めたら神に負けたことになる!

と、ヤケクソのようにヒッチハイクアピールしまくる僕。



そんなやさぐれた雰囲気が伝わるのか、まったく止まってくれないクルマたち。

何百台もの車を雨の中震えながらヒッチハイクし続けること1時間、

そろそろ企画をどう終わらせるか真剣に考え始めたボクの前に、



一台の車が!?

まさか……


運転手「途中までで良かったら、乗ってく?」


ま、



(歓喜)
マジでヒッチハイクできた!!


すごい!!まさか本当に乗せてくれる人がいるとは!!
自分でやっといてなんですが、これ絶対乗せてくれる人なんかでてこなくてスタートの江古田で終わりを迎えるんだろうなってガチで思ってました!!


乗せてくれた人こと飯島さんは営業の途中で、今から青山の会社帰るので、そこまでだったらいいかな?と乗せてくれた模様。



(男、飯島67歳、仕事でMacも使いこなすバリバリ現役営業です)

飯島「青山まででゴメンね」
大住「いやいやいや!とんでもない!助かります!青山までって半分以上進めてますから!青山から田町だったら車なら15分程度ですよ」
飯島「そう、ならいいけど」

さらに途中までとは言え、乗せてくれただけでも感謝なのに、



(おにぎり&温かいお茶)
昼飯までおごってもらいました


あなたが神か!!


飯島「まあまあ、(自分の分買う)ついでだし」

大住カメラの精「申し訳ありません!!ありがとうございます!!」



(ほんとありがとうございました)

もらったオニギリ貪り食いながら、飯島さんと和気あいあいと色々なことをしゃべっているうちに、あっという間に第1ヒッチハイクの目的地、青山に到着!

これであと半分切った!!


飯島「はい、着いたよー」

大住「ありがとうございます!!

って、あれ?


ここ青山じゃなくて、


(会社から徒歩数分の地点)
三田(ほぼゴール)なんですけど……


飯島「まあ、会社から往復しても30分かからないし、ついでに三田まで回ってきたよ



あなたが神か!!(2回め)



▲神こと飯島氏のご尊顔である

飯島さんの超絶ご好意により、なんと青山を通り越して、いきなり三田(≒田町)に到着。

飯島さんに五体投地して感謝の意を表しつつお別れした後は、


(あれです)
いまトピ編集部の入っているビルに何分か歩くだけで……



ヒッチハイク出勤完了です!!


すごい!マジでヒッチハイクで出勤できた!

電車の混雑を回避でき、無料で会社までこれて、さらにご飯おごってもらえるなんて、


ヒッチハイク出勤最高じゃないですか!!


それに、開始からわずか5時間37分後の13:47到着ということで、


たった4時間27分の遅刻で済みました


ヒッチハイク出勤、


やってみたい方は是非「半休」を利用して出勤することをオススメします。


(ちなみに徒歩でも会社に3時間で着けるっていう事実の残酷さよ……)


みなさん、今日も元気に働いてまいりましょう。



●おまけ

ちなみに、この日の寒さがどれくらい凄かったかというと、
ヒッチハイク成功の瞬間に大喜びしているつもりの画像みたら、


(物凄く笑顔のつもり)
寒さで顔マヒしてて、単なる引きつった顔になってたということからお分かりいただけるかと思います。

このまま続けたらヤバかった……



(いまトピ編集部 大住有)