【正月に】真冬の砂浜に打ち上げられてたもの調べてきた

2016/1/4 23:59

海といえば夏！

世間一般ではそのようなイメージが強く、夏ともなれば老若男女が我先に砂浜を駆け抜け海に飛び込んでいきますが、わたくし大住は提唱したい。

冬の砂浜こそが真の海だと！

夏の砂浜は清掃されまくった、おめかしメイクを決め込んだよそ行きの顔。
冬の砂浜は流されてきた漂流物に埋め尽くされた、その浜自体の本当の顔。

スッピンの表情をみせてくれる冬の砂浜こそ、真の海なのです。

そんなわけで、ガッツリメイクよりはスッピン派、わたくし大住38歳♂が、冬の砂浜彷徨って打ち上げられているものひたすら探してきました。

▼▼▼冬の海岸レポート▼▼▼

とりあえず言いたい。

果てしなく人いねぇええええ！！

画像奥の堤防っぽい部分の先もずっと砂浜なんですが、そこ含めて人影全然ありませんでした。いちおう正月（1月2日）なんだけどなぁ……。

でも、この砂浜を独り占めできるなんてほんと贅沢ですよね！

（これを独り占めできる幸せ！）

ほんと贅沢ですよね！（2度目）

で、まあざっくり散策したんですが、とりあえず言いたいのは……

（玉ねぎ）

（紫玉ねぎ）

どんだけ玉ねぎ打ち上げられてるねん！

ってことですかね。

さすが淡路島（名産品）

実はこの海岸、僕の実家の淡路島の砂浜なのですが、淡路島って玉ねぎの栽培が盛んで夏場は用水路などにこぼれ落ちた玉ねぎが川を伝い、最終的に海に大量に流れ着くのです。
夏、海で泳ぐとたまに頭に玉ねぎが「ポコンッ」ってあたるのが風物詩のようなものなのですが、

まさか冬になってもこれほど生存していようとは……

この他、蛸壺（瀬戸内なんで明石のタコなどに代表される地ダコが有名）や淡路島コーヒー（地元のコーヒー牛乳）のパックなど、地域を感じさせるものをみつけてはホッコリしてました。

（蛸壺）

（淡路島コーヒー）

そして玉ねぎについで目立ったのが

ミカン

玉ねぎとは対照的に季節を感じられていいですね！

なんで海岸にミカンが流れ着いているのかは謎ですが

あ、ちなみに打ち上げれているものの大半は……、

・木
・ペットボトルとか缶
・包装紙などのビニールの切れっ端

でした。
これらはワザワザ紹介するほどでもなく大量にころがっていたので割愛。

これらの他に打ち上げられてたものは

▼ボール類

テニスボール、ゴルフボール、軟球、サッカーボール、バレーボールなど、一通りメジャーなボールは落ちてました。
球技をやりたければ冬の海岸に向かうのが一番だと思います。

▼靴類

ハイヒールから運動靴、クロックスもどきのサンダルなど、よりどりみどり（ただし片方のみ）。靴に困ったときは冬の海岸に（以下略

なぜか靴の中敷きだけも多数打ち上げられてました。

本体はどこに……。

▼元・生物

何かの海鳥っぽいものの白骨化したものや、ハリイカ（コウイカ・スミイカなど呼び名多数）の甲（軟骨っぽい部分）など。

（海鳥っぽい骨と羽）

（ハリイカの甲）

想像してたより落ちてなかったです。
昔ここの浜でウミガメやら犬やらヒラメやら打ち上げられてるの見たことあるんですが残念。
なんとなく小さいころって死骸みつけたらテンション上がりませんでした？

▼花？

（蓮の実の抜けたやつ）

（サザンカ）

木系はくさるほど打ち上げられているんですが、花？になるとレアでちょっとテンション高まったり。
いったん海を経由して流れ着いたんだと考えると無駄に風流に感じられます。
雅！雅！

▼落し物

（S.Nakamakiさん）

S.Nakamakiさん！

なんか「栓っぽいもの」が落ちてたんで、探してたら淡路島の慶野松原の一番端の川に近い部分に拾いに行くとよいと思いますよ！

この記事がS.Nakamakiさんに届いてくれますように！（良いことした感）

この他、注射針や、アナログテレビ（外側のみ）やシャモジやバケツやその他ありとあらゆるガラクタが流れ着いていましたが、書ききれないので省略！

▲▲▲レポここまで▲▲▲

夏の清掃されたキレイな砂浜ではみれない、その浜の本当の顔。

それが真冬の海にはあります。

意外と地域性あったり、思わぬ事実に驚愕したり（主に大量の玉ねぎ）と、夏の海では味わえない楽しさがあるので、時間を持て余している人はぜひ、冬の海岸探索に出かけることをオススメします。

メイクの下の素顔、見に行きませんか？

●おまけ