超大物アイドル参戦!ブサイクの快進撃に揺れた、キスマイ東京ドームコンサートレポート

2013/11/20 12:15 柚月裕実 柚月裕実



「アレ?中居くんじゃない??」

「えっ?ウソ?」

「あのキレキレのダンスしてる人、中居君だよ!!」

「ぎぃゃーーーーーーー!!ホンモノーーーーーーー!!」






11月15日(金)16日(土)と行われたKis-My-Ft2の2大ドームコンサート「SNOW DOMEの約束」
今夏のアリーナツアーに続き、冬にもドームコンサートを決めたキスマイ。そんな絶好調の彼らのステージに、アノ大御所アイドルがまさかの形でサプライズ出演するとは誰も想像しなかったはず……。



キスマイの隣で踊るジャニーズJrに目をやると、一人だけキレッキレのダンスを披露する人がいるではないですか。ちょうどバックステージ正面のスタンド席から見えたのは、紛れもなくSAMPの中居さん。

少し腰を落として踊るスタイルは、ジュニアたちが横一列に並んで踊る中でもひときわ目を引くものでした。バックダンサーという立ち居地でも貫禄にあふれ、中居さんらしいスタイルでステージに華を添えたのでした。

残念ながらステージ上でトークをすることはありませんでしたが、ダンス一つとっても個性が滲み出ることを改めて感じさせられ、そして「観客を楽しませることとは、こういうことだ」といわんばかりに、「アイドル」というものをその姿で以って後輩に語り掛けているように受け取れました。

さて、どこをとっても魅力にあふれるキスマイのコンサートですが、特に今回のみどころは「SNOW DOMEの約束」「LUVsick」などの新曲披露、胸キュンなセリフが飛び出すMC、そして……“あの4人”のこと。

以前「中居プロデュース『舞祭組』がデビュー決定!ブサイクの底力を見よ!!

でお伝えした、SMAPの中居さんプロデュースによるキスマイ派生ユニット『舞祭組』(ブサイク)のステージがファンの間でも話題になっていました。

開演前に座席で待機していると周囲からはこんな声が聞こえてきました。

「ブサイク出るかな~」
「あれ、やばかったよねw」
「『棚ぼた』盛り上がりそう」

キスマイとしてのステージを終え、一度目のアンコールの時にそれはやってきた!
東京ドームど真ん中のセンターステージ。サラリーマンスーツに身を包んだ4人が立っていました。

曲が始まると、どっと笑いがおこる東京ドーム


「B・U・S・A・I・K・U」と5万5千人が叫ぶ!!

続いて掛け合いでは「ダメ!」を連呼

サビは「ガヤ」「キタ」「タマ」を大声で!

これまでに5万5千人が一斉に「ブサイク」と叫ぶステージがあったでしょうか。もしかしたら歴史的な瞬間だったのかもしれません。



作詞、作曲も中居さんが手がけた「棚からぼたもち」。何かと目立つことの多いセンターの藤ヶ谷さん、北山さん、玉森さんの3人の呼び名もしっかり使った、棚ぼたステージは東京ドームを揺らすほどの勢いで盛り上がったのでした。



さて、メインであるキスマイに加えて、今回のコンサートのもう一つの楽しみがジャニーズJr.ウォッチング。
デビューを目指して先輩たちのバックダンサーを務める、ステージには欠かせないジュニアの存在。今回はSnow Manや“Jr.会長”との呼び声が高い安井謙太郎さんをはじめとする総勢150名のジャニーズJrが集結。先輩のステージに立派に華を添えていました。

先輩に負けじとSnow Manのメンバーもこんな演出でアピール



観覧に来ていたJrのメンバーもステージの上へ
一日目は人気のジャニーズJrメンバーが勢ぞろい




二日目はSexyZoneのメンバーも!



ツアータイトルのとおり、東京ドーム全体をスノードームに見立てた冬にぴったりのステージ演出



キスマイ初のバラード曲「SNOW DOMEの約束」に合わせて、ペンライトを使った振り付けはメンバーをはじめ150人ものジャニーズJr、そしてファンが一体となった瞬間でした。舞祭組のステージに、涙を誘う感動的なエンディング、そしてファンサービスたっぷりのアンコールと、キスマイの愛に包まれた3時間でした。

次の開催は来月、12月14・15日の大阪・京セラドーム




京セラ参戦組のみなさんも今から準備!



大阪ではどんなサプライズステージが待っているのか、そして何倍もパワーアップした“後ろの4人”の勇姿がいまから楽しみですね!



●おまけ●

キスマイポールがいつの間にか“だんご”に……。



(柚月裕実)