今年のハロウィン、コスプレに迷ったらバコス（バブルコスプレ）でGO! 年々ハロウィンの仮装人口は急増加。渋谷でも「ウォーリー合わせ」や「セーラー戦士あわせ」「ゾンビ」など普段コスプレをしない層でも気軽にコスプレできるのがハロウィンの魅力。

しかしちょっと可愛く着飾ったり人と同じ仮装が被ったりとマンネリ気味…そんな悩みを抱えている人にオススメなのがバブルコスプレ＝略してバコスです。

バコスを提案しているのは、日本に再びバブルをおこすべく結成され、今やテレビにプロレスにイベントにと怒涛の勢いの地下セクシーアイドル「ベッド・イン」。

益子寺かおり嬢（Vo）と、中尊寺まい“ちゃんまい”（G）の二人が繰り広げるセクシーでパワフルなパフォーマンスに釘付けになった方も多いのでは？ライブでは熱湯コマーシャルよろしく生着替え（？）もあり、パワフルなかおり嬢の歌声にテクニシャンなちゃんまいのSGギターが唸り、まさに圧巻。

しかも、ちゃんまいは現在投票中の「ミスid」のセミファイナルの上位に食い込み（途中経過2015年10月29日時点で暫定1位！）何かと話題騒然の彼女たち、セクシーさももちろん売りですがライブ（おGIG）に行くと意外にも女子のファン（ワンフー）が多い！

それもそのはず、彼女たちの佇まいを見ていると、ネットのニュースなどで話題になる男性ウケを意識した無難で上品なファッションを破いてギラギラしたバブル時代のファッションに身を包みたくなるくらいカッコいい！

※ベッド・インの初めてのインストアで撮らせてもらったお宝チェキ。二人を見るとバコスキメたくなります！



▼ハロウィンにバブルオン！

バブルオン（バブルコスプレをする）のキメ手はトサカ＆すだれ前髪。

80年代～90年代初期の女性はとにかく前髪をカーラーで巻き、威嚇のようなトサカを作り、残りをうすくすだれ状に垂らす前髪をキープしていました。

厚めの前髪の場合は上にガガッとカーラーで上げてとにかくうすーく垂らすのがポイント。なお、カーラーは100円ショップでも買えます。カーラーで巻きが足りない場合はヘアアイロンを使ってトサカを盛り上げましょう。

そして眉毛は思い切り太く！最近は太眉がブームで昔おニャン子クラブに在籍していた斉藤満喜子と同じくらい太い眉毛もチラホラ見かけますので恥ずかしがらずバシッと太く描いてみて。口紅は真紅か青みのかかった濃いローズ・ピンクもおすすめです。

せっかくメイクが決まっても何を着ていいものか迷った貴女はまずお母さんに80年代青春時代の洋服がないか聞いてみましょう。もしかしたらクローゼットの奥底に肩パットが入った紫のボディコンシャスなワンピースが眠っているかも？

母の若いころの服が手に入らない場合は古着ショップなどで探してみて。安い古着ショップを探すと当たる場合もあります。

それでも見つからなかった場合はファストファッションでミニスカやタイトなカットソーにチェーンなどを巻きつけてアレンジしてみるとバブル感が出てきます。


 

▼彼がバブルに着替えたら

彼氏のバブルコスもやはり髪型がポイント！バシッと片側を上げて何本か垂らすだけで気分はバブルオン。前髪が長すぎる場合はオールバックにして。いつもよりシャツをはだけてみたり、スーツをダブルにしたりしてリッチな雰囲気を。アクセントにお父さんのお古のセカンドバッグなどもオススメです。

スーツは上級者すぎる…という人はカーディガンを肩にかけてプロデューサー巻きするだけでバブルを演出することができます。もちろんその時は素足にローファーにするとますます当時のおしゃれメンズになりそうですね。

※昨年のバブルコスイベントでの友人と筆者昨年のハロウィン。バコスは80年代のマンガを意識しました。

もちろん、バブルコスプレするまでは不安がよぎります

「笑われて恥ずかしい」「似合うわけない」「ドン引きされそう」

そんな不安を吹き飛ばすかのようにバブルコスプレに身を包むと、自然と自分が今までの世の中の「カワイイ」「カッコイイ」から開放され、すがすがしい気分が味わえるかも。鏡の自分を見ると80年代後半のオヤジギャルよろしく思わず腰に手を当ててエナジードリンクをグイッと一本一気飲みしたくなるのです。

今の不安定で刹那的な世の中を気持ちだけでも乗り切れそうな「バブル」な戦闘服に身を包み、楽しくサヴァイブしてハロウィンを楽しんではいかがでしょう？人知れず癖になるかもしれませんよ。