【塩かわいい】人気急上昇!伊野尾慧の魅力とは?

2015/10/31 11:28 柚月裕実 柚月裕実


10月22日発売の『Hanako』(マガジンハウス/No.1098)では、「猫と男が幸せを呼ぶ。」と題して「やみつき猫」と「塩かわいい男」特集が組まれた。


Hanako(ハナコ) 2015年 11/12 号 [雑誌]
猫と男が幸せを呼ぶ。『Hanako』(マガジンハウス)


表紙を飾ったのはマンチカンとHey!Say!JUMPの伊野尾慧(いのお けい)。

女子じゃないよ!キレイな顔の男子だよ!2冊買ったよ!!

Hey!Say!JUMPの秘密兵器こと、伊野尾が遂に女性誌『Hanako』に登場した。しかも「塩かわいい男」として紹介されている。

ルックスも中身も“あっさり”と定義されている塩顔系は、2003年ごろから台頭してきたという。加瀬亮にはじまり綾野剛、瑛太などの系譜をたどり、2013年頃からは「アーティスティックに成熟する塩系」として、羽生結弦らと共に伊野尾が紹介されている。

まだ世間に幅広く知られていないかもしれないが、JUMP以外のジャニーズファンも伊野尾担に降りるなど、いま人気急上昇中ののジャニーズアイドルだ。


■JUMPの秘密兵器?理系ジャニーズ

伊野尾は1990年生まれの25歳。小学5年生でジャニーズ入りした。Jr.時代からユニットに所属するなど比較的、順調にステップアップしてきたが、これまであまり目立つ存在ではなかった。

というのも、彼は堀越学園へは行かずに一般の高校へ進学したのち、明治大学理工学部建築学科へ進み4年で卒業。いわゆる“インテリジャニーズ”の一人だ。

在学中は都市計画研究室に所属し、東日本大震災の避難経路についての調査を行うなど、一人の学生として新聞に掲載されたこともあった。復興への取組みはドイツでも発表・パネル展示を行った。

「研究室に寝袋を持ち込んで課題を仕上げた」というエピソードの一方で、グループとしては定期的にコンサートが行われており、時期が重なったときは相当ハードだったことだろう。

学業優先のジャニーズ事務所だが、特に理系ということもありソロでの活動はかなりセーブしていたようだ。

Hey!Say!JUMPでは、知念侑李、山田涼介、有岡大貴がセンターに立ち、伊野尾は常に2列目。センターの3人を筆頭に、俳優として活躍する中島裕翔らにスポットが当てられていたためか、これまでJUMPファン以外にはあまり注目されていなかった。いつしか伊野尾はJUMPの最終兵器、秘密兵器などと呼ばれるようになる。

伊野尾の存在は知っていたものの、その魅力に気がつかなかったのか、はたまた魅力が増したのか……。今年の『24時間テレビ』に出演したV6の岡田准一も伊野尾のことを「発見した感がある」と言ったように、他のタレントに“堕ちる”感覚とはひと味ちがう“発見した”感をもたらしてくれる。


■伊野尾革命!

2013年3月の大学卒業を機に、ソロ活動が増えていくと人気も急上昇。2014年のコンサートではうちわが真っ先に売り切れ、ファンの歓声もひときわ大きかったことなど、明らかなファンの増加は“伊野尾革命”と呼ばれた。

中性的な顔立ち、と一言で片付けるのが申し訳ないほどの美形で、大きな目をしたかわいらしい顔つき。しかし173センチのバランスのいい体型に、すらりと長くてきれいな指先。そんな美しい手でなめらかにピアノを弾く姿は惚れ惚れしてしまう。ジャニーズのアイドルとして歌って踊れて、ピアノが弾けて理系……って、伊野尾ちゃんすごいな!

誰しも髪型を変えると多少なりとも印象は変るものだが、伊野尾は激変というほどに大きく変化する。短めのときは男らしい色気を放つが、今回の『Hanako』のように甘フワのボブで輪郭を覆えば、一変して女性的な色気が漂う。ここまでイメージを変えてくる人も珍しい。おまけに花かんむりが似合う25歳……天使か!


■飯尾じゃない、伊野尾だよ!

彼に魅了される先輩も多く、V6の岡田を筆頭に、嵐の松本、KAT-TUNの亀梨もお気に入りの様子。

『24時間テレビ』でもV6の岡田は、隠すことなく伊野尾にメロメロだった。トークコーナーで伊野尾が、「岡田に会うと必ず胸を揉みしだかれる」と明かせば、反対に「伊野尾がかわいすぎる」と訴えられた。男同士でもスキンシップをとりたくなるほど可愛がられているのだ。

嵐の松本や二宮から「飯尾くん」と呼ばれれば「伊野尾だよ!」と少々キレ気味で応じるいじられキャラ。普段のテキトーな発言からは「テキトー男」、「ジャニーズのの高田純次」と呼ばれ、自分のことを語れば「ずっと同じ状況が嫌なんです」と、自由気ままな気質だ。かと思えば、建築学の知識を活かして建造物の解説をサラッとやってのける、このつかみどころのなさが大きな魅力だ。


「自分が自分の生きたいように生きて、なおかつそれを見て好きになってほしいです。」
『Hanako』のインタビューにこう答えた伊野尾。読者を意識してアイドル発言をしそうなところだが、このやわらかくもストレートな物言いは病みつきになる。
いや、……クセになっChau#。

(柚月裕実)