期間限定!「日本で最も駅から近い美術館」を楽しもう!

2015/10/27 14:00 Tak(タケ) Tak(タケ)


開業100年以上の歴史を持つ東京駅。赤レンガ駅舎の美しい姿はまさに日本の玄関口としてふさわしい風貌です。

そんな東京駅の中に美術館があることご存知ですか?その名も東京駅ステーションギャラリー。
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/




美術館2階、回廊からドームを見下ろす。改札口とステーションギャラリーの入口はほとんど隣同士です。


丸の内北口改札口を出るとすぐ右手側に美術館があります。駅の中にあるので当然ですが、日本で最も駅から近い美術館です。

普段はそれなりの入館料が必要ですが、年に一度、「オープン・ウィーク」と称し、重要文化財にも指定されている歴史あるレンガ作りの美術館にたった200円(高校生以下無料)で入れます。

2014年は東京駅開業百年記念「スペシャル・オープン・ウィーク : 駅の美術館で楽しむ13日間」を開催、東京駅の模型を使ったプロジェクションマッピング上映や様々なワークショップが行われ多くの人で賑わいました。



昨年に引き続き今年も開催される人気イベント「レンガ・タッチ&トーク」


今年は2015年11月14日(土)から23日(月・祝)の10日間限定で開催されます。タイトルは「オープン・ウィーク 駅の美術館で楽しむ十日間 座・東京駅!Play the Tokyo Station」(長っ!)

展覧会、企画展タイトルに想いを込めすぎて長ったらしくなってしまうと折角のスペシャルな企画も中々知ってもらえません。

ここでどうでしょう、いっそのこと「Play the Tokyo Station」ですから、思い切り略して「プレステ」で。




期間中、「東京駅を知る」ことをテーマに、丸の内駅舎創建と同時代にできた戯曲の演劇公演や俳優によるワークショップなど、東京駅丸の内駅舎を題材にした参加型のプログラムを赤レンガの美しい館内で開催されます。

昨年、自分も興奮しながら夢中で作ってしまった「丸の内駅舎ペーパークラフト」や、五感を使って駅舎の新たな魅力をみつけるワークショップをアーティストと協働して毎日行われます。


建物を支える構造用レンガ(「イギリス積み」と言うそうです)をそのまま利用した他の美術館にはない魅力ある展示空間。

「東京駅丸の内駅舎の音を採取するツアー」なんてブラタモリもびっくりの魅力的な企画も満載です。しかも基本的に参加費無料!

そして、今年の「プレステ」の最大の見どころは、なんといっても「劇団江戸間十畳」による演劇公演です。土休日5日間全て、しかも12時を除く1時間おきに公演があります!

平日には、その公演に出演した俳優たちが講師となり、俳優の基礎トレーニングを基にしたワークショップを開催します。いずれも申込み不要なので、丸の内のビジネスマンでも休憩時間に参加出来ちゃいます。


大人が行列をなしてた、昨年の「丸の内駅舎ペーパークラフト」ワークショップの様子。©Tokyo Tender Table


そうそう、言い忘れましたが、会期中に限り展示室内で写真撮影が可能になります。大正時代に組み上げられた赤レンガの美しい館内をカメラに収める絶好のチャンスです。

人物写真も街中で撮るよりも500倍増しでよく写るはずです。コスプレでもしていきましょうか?!

とにもかくにもこんなスペシャルな期間に足を運ばない手はありません。200円で思い切り100歳を過ぎた東京駅を愉しんで来ましょう~




「オープン・ウィーク 駅の美術館で楽しむ十日間  座・東京駅!Play the Tokyo Station」

会期:2015年11月14日(土)-11月23日(月・祝)
会期中無休
開館時間:10:00 ~18:00  ※金曜日は20:00まで開館  ※入館は閉館30分前まで
http://www.ejrcf.or.jp/gallery/