コンクリート人形の秘境・桃太郎神社に行ってきた

2015/10/6 10:00 フレネシ フレネシ




こんにちは、フレネシです。

1年ぶりに帰省した岐阜からのレポートです。

各務原市から木曽川をまたいだ県境の対岸に位置する犬山市。犬山城をはじめ、お菓子の城やモンキーパーク、明治村、リトルワールドなどテーマパークが集まるこのエリアは、幼少の頃から何度も訪れたことがある馴染みの地ですが、そういえばまだ行ったことがないスポットがありました。

それは、桃太郎神社。




近年メディアの露出もあったたため、今でこそ秘境として注目されるようになりましたが、高度成長期からバブル期にかけて増えていった華やかなテーマパーク群の影に隠れ、その存在を全く知らないで育った地元民も少なくないと思います。私自身、存在を知ったのは大学在学中でした。

友人から「犬山にペンキの禿げたコンクリート像だらけのものすごく怖い神社がある」と聞き、車に乗れるようになったら一人で行こうと思っていたのでした。しかし、今日に至るまで車を運転できるようになることはなかったので、結局行かないまま…。

そこで、今回のシルバーウィークを利用した帰省のタイミングで、姉夫婦にお願いして連れて行ってもらいました。

父曰く「小学生の時の遠足で行ったことがある」。遊園地などなかった当時のテーマパークとして、近隣の子供たちに親しまれたスポットではあったのでしょう。しかし、そんな父もそれ以来一度も行ったことがないとのこと。

昭和5年に桃山から遷座されて80余年、10数年前に友人が見た「ハゲハゲのコンクリート像群」が、さらに時を重ねどれほど風化しているのか確かめるべく、秘境に足を踏み入れると…。

あれあれ?何だかすごく塗りが綺麗ですね!




どうやら2012年以降に修復活動が行われ、コンクリート像は本来の鮮やかな色彩を取り戻したようです。

大きさはネシ子(165cm)と比較するとこんな感じ。




石段を半分上った中央にある桃太郎誕生の瞬間の像。





なお、この後ろにある石段の溝は滑り台だそうです。急だしザラザラしてるし滑ったら絶対に危ないぞ。




後ろ姿。登る人いるんだな。




桃型の鳥居、かっこいい。




母に撮影をお願いしたら右の鬼が思いっきり見切れていました。




右の鬼はこんな鬼。




やさしい鬼さん。




お言葉に甘えて乗せてもらいました。乗っていいコンクリート像はこの鬼さんだけですよ!




うふふ。




やさしい鬼さんの後ろ姿。




顔ハメパネルに顔パネルはめればよかったな。




一番奥にいる一番大きな鬼さん。




クライマックスのシーンの桃太郎。




これらの像は、浅野祥雲氏による作品。岐阜県の関ヶ原ウォーランドでも浅野氏のコンクリート像作品が見られます。併せて訪れたいですね。

打ち捨てられた子供用の車。




ここをくぐると何かいいことあるらしいです。




ところで、帰り際にこんなカラオケ喫茶が目に留まりました。




何なのかしら?今度行ってみよう。




さて、桃太郎といえば、「オニガシマ」という名曲を生み出したINN JAPANが、8月に新作「N.U.D.E.」を発表しましたね。INN JAPANファンでなくとも手に取らずにはいられないアーバンなロゴがイカした豪華ショルダートート付き。しかもアルバムは20曲も入ってたったの3,000円。「恋のくノ一忍法帖」という楽曲では、私も歌唱で参加していますので、どうぞお手に取ってみてくださいね。



こちら↓の「オニガシマ」は私もカバーしてます。併せてお聴きになってね。