SMAP中居が手術を受けていた事を告白「声がまずガラガラで…」

2015/6/27 23:55 柚月裕実 柚月裕実


Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR

「3週間たったのでお話ししようかなと。全然対した事ないんだけど……」
と中居が喉の腫瘍を切除する手術を受けていた事を6月27日土曜放送のニッポン放送『Some girl’s SMAP』公表した。

「6月の3日、4日に手術を。のどに腫瘍ができてまして、前々から声がまずガラガラでぐちゃぐちゃだったでしょ。去年のもう、1年半前からおかしいなと。」

レギュラー番組が増える傍らで、喉に異変を感じていたそうだ。番組ではどれも声を張ることが多いこともあり、負担がかかっていたことを語った。

「診てもらったら、『腫瘍がありますね、治療法は悪性だった場合喉頭がんになりますね』と。すげーDNAだなと。」 2月に父親が亡くなったことを挙げつつ、全身麻酔で手術を受けたという。本来ならば3週間しゃべらずに安静にしなければならないところを、番組を2本飛ばしても休めるのは2日。頑張って調整しても5日間を確保するのが限界だった。番組に穴をあけることなく手術をしていたことにも驚いたが、この状況でも人を頼らない挑戦をしていたことが中居らしいエピソードだ。

「全部一人でやったんですよ。入院するときも、手術も退院も全部一人でやってみようと思って。ですから見舞いゼロ(笑)プライベートのことなんで、自分一人でやろうと、42にもなってどれくらいまで一人でできるのか。普通の人が当たり前にやっていることを自分でやらなきゃ、経験しなければいけないなと。」
術後も順調に回復したようで、お茶を買いにいったコンビニでお菓子やらパンなどを買い込み、一日5食口にすることもあったという。

「飯食ってパンを3つ4つ、事務所から差し入れでお寿司が届いて、お酒飲めないから眠れないから食べて。映画も6本見た。好きな時に好きなものを食べて本を4冊読んで。誰とも会わなかったことが一番楽しかった。」

ゼロ見舞い、ゼロトークの5日間。手術直後は筆談などでやりとりをしたこともあったそうだが、喉の調子も回復したようでいつもの軽快なトークで番組を終えた。

普段から結婚できないタイプの人間という発言をしている中居だが、心が折れてしまいがちな入院中だがさらに一人の楽しさを知ってしまったようだ。

(柚月裕実)