フランスから上陸!冷凍食品ピカールの『モアローショコラ』が人気

2015/1/27 18:00 いまトピ編集部 いまトピ編集部





フランスから上陸した「ピカール」。

名前だけを聞くとちょっと怪しい通販商品のようだが、実はフランスでは知らない者はいないという冷凍食品専門店。




日経トレンディネットによれば、「フランス人が大好きな食品ブランド」調査で、4年連続ナンバーワンを獲得するほどの人気を集め、フランス国内に920店舗を構えるという。日本の冷凍食品はスーパーマーケットの一角にあるのに対して、専門店を構えるほどとは現地での浸透具合が伺える。

イオンと提携したことで販路を拡大、昨年から日本でもフランスの味が楽しめるようになった。


■人気ナンバーワン!チョコレートがぎっしり『モアローショコラ』

カット野菜から惣菜、デザートと、本場フランスの『ピカール』は1,000種類以上ものラインナップがあるのだとか。日本ではその中から人気や味、そして品質を元に、選びぬいた約50種類が販売されている。

その中でも、日本で爆発的な人気を誇る『モアローショコラ』は、フランスでも“6秒に1個売れる”という超ベストセラー商品。



調理方法は通常の冷凍食品と違って、レンジではなくオーブンで焼きあげる。焦げないようにアルミホイルで覆えばオーブントースターでも調理できるのだそう。

先日放送の『トーキョーライブ22』(テレビ東京)でも、スポンジケーキの中にチョコレートがたっぷりと入った『モアローショコラ』が紹介され、食したKinKi Kidsの堂本剛を唸らせた一品だ。



洋生菓子と違ってストックしておけるのが冷凍食品のいいところ。調理が簡単なので急な来客時にも便利。 販売はまだ一部の店舗に限られているのが残念だが、早い時期の全国展開を願うばかりだ。


■手抜きに見えないところがすごい!ピカールのメニュー

メインディッシュからデザートまで揃うピカール。メニューの一例を見てみると、「鴨肉のソテー」(税抜 1,400円)、「リコッタチーズとほうれん草のファゴッティーニ」(税抜 740円)、「野菜のガレット」(税抜 400円)(イオンオフィシャルサイトより引用)。これだけの手の込んだメニューを手作りするのは大変だが、おしゃれなメニューも気軽に楽しめる。

スライスされたフランス産のフォアグラは、フライパンで温めながら焼き色をつけて塩コショウをすれば完成。レンジで温めるだけでなく、このひと手間をかけるところがおいしさの秘密だろう。 これにワインをあければ、簡単なのにちょっとリッチなパーティーに変身。本場フランスでは、ピカールでホームパーティをする家庭も多いというエピソードにも納得だ。


日経トレンディネットによれば、店頭で製品を保存する冷凍庫も、ピカール専用のものを提携先へ導入するなど、徹底した品質管理が成長した理由の一つとしている。また、メニューは管理栄養士が健康を考慮して作り、減塩に、保存料なし、着色料も植物性に切り替えるなどのこだわりよう。 スープ類もキューブ型で冷凍されているので、必要な分だけを取り出せて経済的。利便性を考えぬいたことで人気と信頼を得ていったようだ。


温めて食べるだけでなく、冷凍フォアグラに冷凍フルーツを使ったソース、付け合せの野菜と、冷凍食品でフルコースを作ることもできるなど、ピカールを使ったアレンジレシピを考えるのも楽しそう。しばらくイオンのピカールから目が離せそうにない。


(いまトピ編集部/田幸)