北海道のご当地妖精…シマエナガさんの尋常じゃないかわいさ

2015/1/22 20:00 星子 星子



みなさんは野鳥観察はお好きですか? 冬は野山に餌が少なくなるせいか、人里で野鳥を見る機会が増える気がしますよね。

庭の木に餌箱を作ったり熟しすぎた果物を挿しておくと、いつのまにか多くの小鳥が集まってきて微笑ましいものですが、そんな中でも思わず二度見してしまうかわいさを誇るのが“エナガ”ではないでしょうか?



ほぼ球体の小さな体でチョコンと木の枝に止まっている姿は、3次元最高峰のかわいさ。横から見ても縦から見てもぬいぐるみのようです。



日本では九州以北に生息すると言われており、公園や庭などで見つけた瞬間の感動はひとしおです。そんなエナガの中でも特に北海道に生息するご当地エナガ、シマエナガさんの愛らしさは”森の妖精”と呼ばれるほど。



アップで見ても、生身の生物とは思えない完璧にラブリーな造形に驚かされます。



丸めたフワフワの毛玉に目鼻をチョンチョンと載せたようなシンプルなカタチがたまらないですね。



空飛ぶ姿もアニメーションのように愛らしいです。



そのかわいさゆえにファンの多いシマエナガ。ぬいぐるみとしても人気ですが、ぬいぐるみより実物のほうがはるかにぬいぐるみっぽい、という不思議な逆転現象が起きています。



逆三角形の嘴がなんとも言えない可憐さを醸し出しています。眉毛のような影のせいでなんとなくキリッとした顔に見える1枚も…。



芸術的なほどかわいい造形ではありますが、なにぶんシンプルなお顔なので再現しやすく、検索してみるとかわいいキャラクターグッズもヒットしやすいです。雪を丸めて、バランスよく丸と三角を貼るだけでもかなりそっくりに出来上がりそうです。



いかがでしたか? 旅行に行くとご当地ゆるキャラなどを眺めるのも楽しいものですが、その土地でしか見られないご当地動物はよりいっそうレア感がありますよね。北海道に旅行に行く方は、カメラを持って野鳥観察に出かけてみたら、雪の妖精に出会えるかもしれませんね。

(星野小春)