なぜこの形に?アレにしか見えない、思わず二度見したくなるきのこ15選

2014/10/28 11:50 フレネシ フレネシ




こんにちは、フレネシです。

秋ですね。

「秋の味覚」といえばきのこ。まつたけをはじめとする高級きのこ狩りに出かける人も多いこのシーズン。年中スーパーで安価で手に入るきのこも、便利で美味しくてありがたい存在ですが、取れたてのきのこの味わいはまた格別。

ところで、気をつけなくてはいけないのが、食中毒。なめこそっくりなコレラタケ、天然しいたけそっくりなツキヨタケなど、見慣れたきのこに瓜二つながら毒を持つきのこもあり、素人には判断が難しいもの。

さて、そうしたそっくりきのこ以外にも、きのこどころか全く別の何かをイメージしてしまうような不思議な形をしたきのこが、世の中には多数存在します。そんな見た目インパクトのすごいきのこの情報を、Twitterの投稿を元に集めてみました。



● これもきのこ?思わず二度見してしまう不思議きのこ15選

■ コロンとしたフォルムがじゃがいもにしか見えないきのこ


古来から食用にされてきた「松露」という美味しいきのこ。



おばあちゃんの部屋に遊びに行くと必ず常備されていた「松露」というお菓子は、これを模したものだったんですね!



■ 香りもフルーティ!干し杏にしか見えないきのこ


その名もホシアンズタケ。しわしわのかさはまるで干し杏、軸にはジューシーな赤い分泌物をつけ、香りもフルーティなのだとか。



■ ジューシーグミが埋まってる?ぷっちょにしか見えないきのこ


Hydnellum peckiiというきのこ。「悪魔の歯」、「苺クリーム」などと呼ばれているのだとか。毒はないものの、美味しくはないそうです。



■ フォトジェニック!スーパーキノコにしか見えないきのこ


『不思議の国のアリス』をはじめとする絵本や漫画に描かれるきのこといえばコレ。マリオがパワーアップするのに欠かせないアイテム、スーパーキノコそっくりのベニテングタケ。



早回しでかさが開いていく様をウォッチ。



■ モサッ! 仙人のヒゲにしか見えないきのこ


サンゴハリタケ科のきのこ。山伏が着るすずかけ衣の梵天結袈裟(丸いポンポン)に似ていることから、「ヤマブシタケ」と呼ばれているそうです。そういえばスズカケの木も、イガイガの実が同じく山伏の梵天結袈裟に似ているのがその名の由来だとか。インスパイア元は一緒なのですね。



■ 神秘的…さんご礁にしか見えないきのこ


水中に生えているのかと見紛うようなビジュアルのムラサキホウキタケ。よく似ているウスムラサキホウキタケは、食用で美味だそうです。



■ 吸い込まれそう…オオグチホヤにしか見えないきのこ


チャワンタケの仲間のようです。このフォルム、「リアルパックンフラワー」とも呼ばれる深海生物のオオグチホヤにそっくりではないでしょうか。



■ 一夜にして出現!レーダードームにしか見えないきのこ


一夜にして出現する、びっくりきのこのオニフスベ。



内部が白い幼菌時は食用になるそうです。こちらのお兄さんは、カヴァタッピといっしょにトマトソースで煮込んでいます。美味しそうですね。



■ 皮をむいて放置したみかんにしか見えないきのこ


雨が降ると、皮が自然に向けてみかんのような形状になるツチグリ。



実のような部分を押すと、中から胞子が煙のように「パフッパフッ」と飛び出します。



■ タコの触手かゾンビの手にしか見えないきのこ


開いてタコの触手そっくりになる、タコスッポンタケ。ちなみに、めちゃくちゃ臭いそうです。死臭に似たその臭いに吸い寄せられたハエによって胞子が運ばれ、生息範囲を広げるんだそうです。



同じタコスッポンタケだそうですが、ごらんください、この白魚のような手を!(というより、どちらかといえばゾンビの手でしょうか…)



■ 赤ちゃんのおもちゃ、オーボールにしか見えないきのこ


このままコロコロ転がしたくなるビジュアルですが、こちらも死臭漂う臭いヤツ、Clathrus ruber。ハエが中に入ったら最後、出てこれなくなるとか何とか。



■ ギョッ!耳にしか見えないきのこ


ご存じ、きくらげは「木耳」と書く通り、耳そっくりの形をしています。英語でも「ユダの耳」と呼ばれているそうで、ユダが首を吊ったニワトコの木から生えたという言い伝えに基づいているのだとか。



■ 毒があるけど美味らしい…脳みそにしか見えないきのこ


シャグマアミガサタケ。毒性が強く、そのまま食べれば最悪の場合死に至ることもあるそうですが、フィンランドでは煮沸による毒抜き処理を行った上で食べられている食用きのこなのだとか。



■ ふっくらおっぱいにしか見えないきのこ


やわらかそうなふっくらおっぱいですね! 何というきのこでしょうか…。



こちらはかさの先端がアスタリスクのような形に赤く色づいている、クチベニタケ。



■ ぷりんぷりんのおしりにしか見えないきのこ


学名はわかりませんが、なでまわしたくなる、つるつるのおしり型きのこ。



さて、いかがでしたか?

紅葉シーズン真っ只中の今、野山を散策中に変わったきのこを見つけたら、図鑑やネットなどで調べてみると、面白い発見があるかもしれませんね。